【欧州】“元祖ワンダーボーイ”オーウェン、栄光と挫折を味わった現役時代を回顧「23歳がピークだった」

世界最高のストライカーと讃えられ、バロンドール受賞を成し遂げた元イングランド代表FWマイケル・オーウェン。リバプールでの栄光やレアル・マドリード移籍など栄光と挫折を味わった現役時代を振り返った。

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17歳だった時ロイ・エヴァンス監督に認められトップチームに昇格したオーウェンは、通算297試合158ゴールを記録してUEFAカップやFAカップ、さらにリーグカップのタイトルを獲得。2001年にはスタープレイヤーを抑えバロンドールに輝いた。ところが、2004年に800万ポンド(当時のレートで約16億円)でレアルに移籍すると、ケガに苦しみ思うような結果を残せず。プレミアに復帰するも以前のパフォーマンスとは程遠く、2013年にストーク・シティでスパイクを脱ぐ決意をした。

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ヨーロッパ最高の選手を言われるも、レアルへの禁断の移籍でリバプールでは嫌われ者として扱われたオーウェン。「20歳まではたぶんその年代で世界最高の1人だった」とイギリス紙『Independent』で語った。「トップだった頃は一定の期間続いたけど、ケガが私を変えた。23歳で衰退していったね。ハムストリングのケガを負い、それが治らないと分かった時、私はキャリアを修正したんだ。キャリアの寿命が縮むのを覚悟で駆け抜け、21歳でバロンドールを獲得した」。

栄光と挫折を味わったキャリアを回顧したオーウェン

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