息子の奨学金訴訟で和解、大阪

無断利用、母の連帯保証債務なし

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 専門学校生の息子が奨学金を借りた際、無断で連帯保証人にされたとして、大阪府内に住む60代の母親が日本学生支援機構に対し、債務がないことの確認などを求めた訴訟が大阪地裁(林由希子裁判官)で和解したことが16日、分かった。和解条項によると、母親が連帯保証債務を負わないことで合意した。

 和解は2日付。母親側が一部返済した16万円の返還請求については放棄した。

 訴状によると、息子は専門学校に入学した1999年から4年間奨学金を利用したが、返済を一切しなかった。卒業時に作成された「返還誓約書」は母親が連帯保証の名義人となっており、母親に約485万円の請求があった。