南極観測隊、氷河にセンサー設置

気候変動で融解の恐れ

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海上自衛隊のヘリコプターから撮影したトッテン氷河。画面中央の凹凸が広がっている付近が氷河先端。手前中央は南極観測船「しらせ」=16日、南極海(共同)

 【南大洋共同】気候変動により融解が懸念される東南極の「トッテン氷河」を16日、南極観測船「しらせ」に搭載する海上自衛隊のヘリコプターから取材した。

 しらせに乗る第61次南極観測隊はこの日、別のヘリで氷河上に降り、厚さを測るセンサーを設置。観測隊によると、トッテン氷河が全て解けると地球の海面は約4m上昇するとされる。海上に張り出した氷河の末端の下に比較的暖かい海水が流れ込むことで解けるとみられる。

 センサーは氷の厚さや流れを連続的に調べることができる。来年3月にいったんデータを回収し、その後も観測を続ける。