ガイドブックには載っていない!?福岡で絶対訪れたい柳川の魅力

福岡県でマストゴーな観光地!柳川とは

福岡の観光スポットといえば必ず紹介されている場所、それは『水郷の町 柳川』です。

柳川は、修学旅行で訪れる学校も多くあり、上京した頃「修学旅行で行ったよ〜!」と言っている友人が何名もいました。

CAをしている頃、通勤に利用していた京浜急行線の羽田空港第2ターミナル駅内の看板にも福岡の観光地として柳川が載っていて、仕事帰りに電車を待つ時、よく懐かしく思っていました。

観光スポットやグルメなど、柳川出身の私が見所やおすすめをご紹介致します!

 

水郷の町柳川に来たら外せないのが「どんこ舟」でのお堀めぐり

どんこ舟とは、川下りの舟のことです。

名物「どんこ舟」に乗り、船頭さんの説明や歌を聞きながら緩やかな時の流れを感じ、四季折々の水郷ならではの景色、しだれ柳や、歴史的な建物を楽しむことができます。

西鉄柳川駅から徒歩5~10分のところに、乗船場が5ヶ所あります。

また、場所によっては乗船場までの無料送迎がある所も!

川下り観光の発祥となった松月乗船場までは送迎があり、こちらにある『松月文人館』は、 詩集「思ひ出」にもうたわれた、北原白秋ゆかりの場所としても有名です。 

柳川 川下り
URL:https://www.yanagawakk.co.jp/kawakudari/reserving.html

 

寒い時期に川下りなんて……と思った方

大丈夫です!冬場12月から2月にはなんと舟にはこたつが設置され、こたつ舟になります。

水路の水も澄んでくる季節。熱燗や甘酒など温かいお飲み物を持って乗船される方も。

こたつに入って温かいお飲み物片手にまったりしながら、風情のある情緒溢れる景色を眺めるのもいいですね。

あえてこの季節を狙って乗船される方もいらっしゃるようです!

新緑の季節は気候もよくなり、さらに心地よい舟旅をお楽しみいただけます。  

乗船時間は40分、70分など選択できます。

どの乗船場からでもおおよそ1時間前後の所要時間です。 

 

川下りのビッグイベントは毎年11月!幻想的な夜の川下り

     

詩人北原白秋は柳川で育ちました。

命日が11月2日で、命日を挟んだ11月1日から3日は毎年柳川では『白秋祭』というイベントが開催され、期間中様々な文化・芸能行事が催されます。

中でも 『白秋水上パレード』は川下りのビッグイベント!

提灯やほおずきなどで飾られた約130隻の舟に約1,500名の方々が乗船し、夜の川下りで柳川をパレードします。

通常約1時間の乗船ですが、この時は約2時間半。  

お食事やお酒、イベントを楽しみながら乗船することができ、最後には打ち上げ花火が盛大にあがります。

このイベントは、福岡県民でも知らない方がいらっしゃると思いますが、実は全国各地から乗船しに、写真撮影に来る方々がたくさんいらっしゃいます。  

 

柳川藩主立花邸『御花』

駅近辺から乗船すると、終着点にもなっているのが柳川藩主立花邸の『御花』です。

現在は文化財であり、料亭旅館として使用されております。

御花には松濤園という国の名勝地として指定されている大変美しい庭園があり、宮城県の松島を模して造られたそうです。

  

現在の庭園は明治時代に新築されていますが、それでも100年ほどの歴史がありますね。

料亭で御食事をする際は、松濤園を眺めながら本格会席料理を頂くことができます。

余談ですが、夫と婚前に柳川へ帰省した際には、私の両親と4人でこちらで食事をしました。

両親がこちらを選んだ理由は、柳川で圧倒的に由緒、格式ある場所であり、立花藩の藩祖は夫の大好きな戦国時代の武将、立花宗茂であるからです。

歴史好きの夫に精一杯おもてなしをしたいという想いだったようです。 

御花
URL:http://www.ohana.co.jp/

 

 

名物!柳川でいただくせいろむし

柳川の名物といえば、うなぎ!

うなぎと言っても柳川のうなぎはどこで食べても「せいろむし」です。

うなぎのせいろむしは、タレで味付けしたご飯の上に、焼いたうなぎ、錦糸卵を乗せたせいろで蒸したもので、超絶品!

東京にいる頃、誰もが知っている鰻の有名店数カ所に行き、美味しくいただくのですがいつも「やっぱりうなぎは柳川だなー」と思っていました。

柳川に多くの歴史あるうなぎ屋さんがあり、各々焼き方やタレの味、蒸し方などこだわりがあります。

中でも有名で人気なのが『元祖本吉屋』と『若松屋』。

この2店は地元の方々も本当に好みが別れていて、「やっぱり本吉屋よね!」という方もいれば「若松屋が絶対おいしい」という方も。

私は、遠方からのお客様が柳川で御食事をされる際には、老舗で圧倒的に名前が知れていることもあり、必ず『元祖本吉屋』にお連れします。

創業は天和元年(1681年)で300年以上の歴史があり、その味を忠実に継承されているそうです。

食事時や週末には長蛇の列ができています。

平日は予約も可能ですので、平日で予定が事前に分かっている場合には予約をして訪れることをおすすめします。

 

絶対手に入れたい柳川のお土産!

お土産はお菓子や民芸品、海産物など色々ありますが、中でも私イチオシの物を二つご紹介致します。 

①YUZUSCO(ゆずすこ)1本540円簡単に説明すると、液体柚子胡椒で、タバスコ×柚子胡椒。

一家に一本マスト!な柚子胡椒風味の超万能調味料です。

お鍋、お肉、お魚、サラダ、ピザ、パスタなどなど何にでも合います。

保存料、着色料が使用されていないのも嬉しいですね。

これは柳川のお土産屋さんは勿論、福岡空港や佐賀空港、博多駅など入手出来る場所は県内にもたくさんありますし、ネット販売もされております。 

東京の方で気になった方、なんと東京交通会館地下1F『The・博多』で見かけたと、前に友人が話していました。

県外でも、福岡の物を取り扱っているお店ではもしかしたら手に入るかもしれません!

YUZUSCO
URL:http://www.yuzusco.com/http://www.yuzusco.com/

②鶴味噌醸造の国産原料100%、無添加の味噌鶴味噌醸造、通称「ツルみそ」は、明治3年創業で150年近くの歴史があります。

現在老舗の味噌屋さんも、大豆や麦など海外産を使用しているところが多い中、国産のものかつ無添加の味噌を使用しており安心して使用でき、味ももちろん最高。

ただお味噌は地方によって味が全く違うので好みはあるかもしれませんが、ぜひ試していただきたいお味噌です。

即席のお味噌汁は、フリーズドライなのでお湯を注ぐだけで良く、しかも素材の味がしっかりいきていて絶品。

化学調味料不使用です。

インスタントの物は殆ど食べない私ですが、こちらの商品は常備しています。

忙しい朝や夕食にお手軽簡単に用意ができるのでおすすめです。

鶴味噌醸造株式会社(ツル味噌) 
URL:http://www.tsurumiso.jp/   

 

柳川を訪れるならいつがベスト!?

 

柳川を訪れるなら、私は7月〜8月と2月〜4月をお勧め致します。

7月〜8月はひまわりの見頃。

柳川駅からこの時期シャトルバスも出るほど人気スポットになっているのが、『ひまわり園』です。

4ヘクタールの広大な敷地に約40万本のヒマワリが咲き誇ります。

上の立派な黄色いヒマワリが一面に広がる絶景!

お天気が良い日には空の青とヒマワリの黄色のコントラストか見事です。

そしてこちら、なんと入園無料です。

また、2月〜4月はお雛様の季節です。

この時期にいらっしゃると『さげもん』という柳川の雛の吊るし飾りをこちらの御花や柳川氏観光案内所、柳川商店街などで見ることができます。

一つ一つ手作りされており色鮮やかでとても綺麗な飾りに見惚れてしまいます。

『さげもん』と『ひまわり園』、タイミングが合えばぜひ見ていただきたいです。

柳川ひまわり園
URL:https://www.city.yanagawa.fukuoka.jp/kanko/meisho/meguru/himawarien19.html

 

空港からのアクセス

車:福岡空港(都市高速)→太宰府I.C.→みやま柳川I.C.九州自動車道) 

電車:福岡空港→天神駅(地下鉄)→西鉄福岡(天神)駅→柳川駅(西鉄電車)

どちらも所要時間はほぼ同じ位で約1時間程です。また、実は柳川は佐賀空港からの方が早く、約30分です。

私も東京から帰省の際には佐賀空港をよく利用していました。

 

福岡・佐賀旅行では柳川へ! 

いかがでしたか?

今回の記事で柳川の魅力を少しでも感じていただけたり、訪れたことがある方にも新しい柳川を発見していただけていたら嬉しいです。

福岡、佐賀にお越しの際には、柳川を訪れてみてください!

 

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