南三陸町に犠牲831人慰霊の場

石碑に名簿安置、宮城

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震災復興祈念公園の主要施設が完成し、除幕された石碑。中央奥は旧防災対策庁舎=17日午前、宮城県南三陸町

 東日本大震災で町民ら831人が犠牲になった宮城県南三陸町で、震災復興祈念公園の主要施設が完成し17日、死者や行方不明者の名簿を安置する石碑の除幕式が開かれた。震災から8年9カ月を経て、町は石碑を設置する「祈りの丘」や、町職員ら43人が犠牲になった旧防災対策庁舎に臨み復興を祈念する場を整備した。

 公園は、災害危険区域となり住宅が建てられない旧町中心部に整備され広さ約6.3ヘクタール。入場できるのは志津川湾を一望できる海抜20メートルの築山に設けられた祈りの丘やその周辺で、丘の上には遺族や親族の了承を得た804人の名簿を納める碑を設置した。