筒香がレイズと正式契約 「外野手兼内野手」で背番号「25」

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日本時間12月17日、レイズは筒香嘉智との契約成立を正式に発表した。契約は2年総額1200万ドルで、前所属の横浜DeNAベイスターズには譲渡金として約240万ドルが支払われる。MLB公式サイト内の記事では「外野手兼内野手」と表記され、背番号は「25」に決定。日本時間12月18日に本拠地トロピカーナ・フィールドで入団記者会見が行われる予定となっている。

レイズが筒香の獲得を決めた理由は、日本通算.382という出塁率の高さにあると見られている。レイズは今季チーム最高の出塁率.369をマークしたトミー・ファムをパドレスとのトレードで放出しており、その穴を埋める打者を必要としていた。もちろん、2016年に44本塁打を放った長打力も筒香の魅力であり、指名打者中心でのレギュラー起用が予想されている。

打撃面以外にも、守備面では複数のポジションを守れる点が評価されている。守備力にはクエスチョンマークが付いていた筒香だが、レイズは球団首脳とケビン・キャッシュ監督がウィンター・ミーティング期間中に筒香の練習を視察に訪れ、守備面での万能性に好印象を受けたという。

守備に就く場合は左翼を守る可能性が高いものの、三塁のレギュラーに予定されているヤンディ・ディアスは左腕に強い右打者であり、右腕先発時に筒香が三塁を守るケースも出てくるだろう。また、一塁については筒香と同じ左打者の崔志萬(チェ・ジマン)とネイト・ロウがおり、左翼や三塁ほど守る機会は多くないと見られる。

筒香は他のチームからレイズよりも高額のオファーを受けていたことが報じられているが、出場機会を優先してレイズとの契約を選択したと見られている。レギュラークラスの出場機会を与えられる見込みであり、あとは最大の魅力である打撃面でしっかりメジャーに適応し、結果を残したいところだ。

なお、MLB公式サイトでレイズの番記者を務めるフアン・トリビオは、筒香の加入により、レイズのロースターにはアメリカ、日本、ドミニカ共和国、プエルトリコ、キューバ、ベネズエラ、コロンビア、バハマ、韓国出身の選手が1人以上在籍し、国際色豊かなメンバーになったことを紹介している。