「第52回 日本作詩大賞」は氷川きよしが歌う松岡弘一「最上の船頭」に決定!

BSテレ東で放送された「第52回 日本作詩大賞」の受賞作が決定し、大賞には氷川きよしが歌う松岡弘一氏の「最上の船頭」が選ばれた。

「第52回 日本作詩大賞」はノミネート数17作品の中から作詩大賞1編、優秀作品賞2編の計3作品が選出されるもので、大賞作「最上の船頭」のほか、優秀作品賞には坂本冬美が歌う吉田旺氏の「俺でいいのか」、市川由紀乃が歌う石原信一氏の「雪恋華」が選ばれた。大賞作「最上の船頭」を歌う氷川は「最初に詞を読んだ時、情景とか心情とか、人情、船頭さんの心とか全部自分の中に入ってきて、“この世界をうまく自分で表現できるかな”と思ったんですけど、歌った時にすっと気持ちが入っていて、すごく面白い素晴らしい作品だなと思って感動しました」と出会いを回想。

楽曲については「若い2人を歌ったロマンチックな世界ですけど、自分的にも“これから船が出るよ! 21年目がスタートするよ”という気持ちになりますし、2人の恋を応援する船頭さんの優しさ、慈愛、真心を伝えていける作品なので、大切に一生歌っていきたいなと思います」と思い入れ十分だ。松岡氏は「氷川さんは完璧に私の世界をくみ取ってくれた。歌がうまいのは当然ですけど、大スターになる人は視聴者に届くだけの感受性の鋭さがないとダメなんだなとつくづく思いました」と話している。

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