【MLB】レッズ、14勝左腕マイリー加入で“強力ローテ”完成 地元紙太鼓判「メジャー屈指」

レッズとの契約が報じられたウェイド・マイリー【写真:Getty Images】

マイリ―は今季、アストロズで14勝6敗、防御率3.98と活躍

 レッズは16日(日本時間17日)、アストロズからFAとなっていたウェイド・マイリー投手と2年1500万ドル(約16億4300万円)で契約合意した。MLB公式が伝えている。

 33歳のマイリーは今季アストロズでは33試合に登板し、14勝6敗、140奪三振、防御率3.98とチームの勝利に大きく貢献。8月9日以降の9先発では防御率8.69と調子を落としはしたが、それまで防御率2.99と先発投手としてはリーグ3位の成績を収めていた。

 記事では、来季に600万ドル(約6億5700万円)、21年に800万ドル(約8億8700万円)、そして22年に1000万ドル(約10億9600万円)の球団オプションとバイアウトとして100万ドル(約1億1000万円)が保証されており、2年間で1500万ドルの契約となった。また、イニング毎に出来高給として50万ドル(約5500万円)が支払われるという。

 マイリーがアプローチしてきた複数の球団の中からレッズを選んだのは、レッズのピッチングコーチがブルワーズ時代の元同僚であるデレク・ジョンソンであることが大きな決め手であった事にも言及している。ジョンソンと共にブルワーズに在籍していた2018年度のマイリーは16試合に登板し、5勝2敗、防御率2.57と好成績を収めている。

 地元紙「シンシナティ・インクワイア」は今季11勝(通算70勝)のグレイ、15勝(通算28勝)のカスティーヨ、11勝(通算70勝)のバウアー、9勝(通算36勝)のデスクラファニー、そして14勝(通算85勝)のマイリーのからなる先発ローテーションを、「メジャー屈指の先発ローテーション」と評しており、盤石の布陣に太鼓判を押している。

 レッズはマイリーとの契約についてまだ正式な発表はしておらず、サインは18日(日本時間19日)に予定されているフィジカルチェックの後になるという。(Full-Count編集部)

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