このところ欧州で飛躍的な拡大を遂げている女子サッカー。イングランドはその先駆者でもあり、プロリーグが開催されている。
レベルも飛躍的に向上しており、先日はトッテナム女子のDFシリ・ヴォルムの素晴らしいゴールが話題になった。
最高レベルの左足によるコントロールショット…見事だ。
しかし先日行われたリヴァプール女子のホームゲーム後、相手だったチェルシー女子の監督エマ・ヘイズが「我々はもっといい基盤を得るべきだ」と批判する事態に。
その原因は、リヴァプールのリザーブと女子が使っているプレントン・パーク(トランメア・ローヴァーズとの共有)のピッチだ。
『Daily Mail』によれば、ヘイズは「このようなピッチがリーグにあってはならない。リーグで最悪の質だ。欧州の王者であるリヴァプールは、女子チームにもっと多くのものを与えるべきだ」と言ったという。
その「最悪のピッチ」と言われた芝の写真がこれだ。
グラウンドの一部であるとはいえ、選手の下半身はドロドロに…。
これだけ崩れていれば怪我のリスクも非常に高くなる。サッカーの質のみならず、選手のプレー環境という点でも問題はありそうだ。
その後エマ・ヘイズ監督はTwitterで発言について謝罪したものの、商業的にリーグを成長させていきたいのであれば、これらの点で改善は必要になるかもしれない。