1年で最も需要が増えるクリスマスを前に、佐世保市吉井町や北松佐々町などで、イチゴの収穫がピークを迎えている。1月中旬ごろまで続く。
佐世保市と佐々町では、JAながさき西海の佐世保いちご部会(横田誠部会長)の39人が「ゆめのか」を栽培している。市内や大阪、東京へ出荷。果汁の多さや、甘さと酸味のバランスのよさが高い評価を得ている。今年は温暖だったため、出荷は例年より1週間ほど早い11月上旬に始まった。
吉井町の馬場亮さん(46)は26アールで栽培。甘い香りが漂うビニールハウスで、色づきを確認しながら丁寧に収穫していた。「歯応えがあって、甘くできた。愛情を込めて育てれば、イチゴが返してくれるのが魅力」と話した。
ハウスに漂うあま~い香り イチゴ収穫ピーク
- Published
- 2019/12/18 00:16 (JST)
- Updated
- 2019/12/19 08:49 (JST)
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