国交省/無人化施工の現場実証推進/5Gなど革新技術活用、19年度補正予算案に経費

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国土交通省は公共工事での新技術活用をさらに後押しする。第5世代通信規格(5G)などを活用した無人化施工技術と、基準類の策定・改定が必要な施工技術を対象に現場実証を行う。新技術情報提供システム(NETIS)を改良し、インターネットで申請や登録ができる機能も実装する。

2019年度補正予算案で「公共工事における無人化施工等新技術の推進」に4億円を計上した。

現場実証の実施に3億円を充てる。5Gだけでなく、AR(拡張現実)やVR(仮想現実)など革新的な技術を公募。無人化施工を現場実証して成果や課題を整理し、ガイドラインを取りまとめたい考えだ。データ活用が見込める出来形検査などで、より効率的な新技術を募る。現場実証を踏まえ、基準類の策定・改定につなげる。

現場実証の件数は合わせて10~15件程度を想定。年度内に公募を始め、2020年度の直轄工事の現場で実証を行う。

NETISの改良には1億円を投じる。現在NETISの申請や登録の受け付けは書類で行っているが、負担軽減や迅速化、効率化を図るためインターネットで申請や登録ができる機能を実装する。新技術の効果を判定するための評価データを自動収集する機能も加える。