川崎の差別根絶条例学ぶ 22日講演会 相模原

 川崎市で12日に成立した「市差別のない人権尊重のまちづくり条例(差別根絶条例)」について学ぶ講演会が22日、ユニコムプラザさがみはら(相模原市南区相模大野)で開かれる。ヘイトスピーチの問題に詳しい師岡康子弁護士がその意義などを説く。

 差別根絶条例は人種や国籍、性的指向や出身、障害などを理由にしたあらゆる差別的取り扱いを禁止し、ヘイトスピーチには最高50万円の罰金を科す。

 相模原市も、ヘイトスピーチを規制する条例の制定を目指しており、罰則規定の導入も検討している。市民団体「反差別相模原市民ネットワーク」は、差別根絶条例の内容や背景についても詳しく話を聞く予定。

 午後6時半から8時半まで。参加費は500円。定員は先着108人。

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