ブリュワーズがヒーリーと1年契約 三塁と一塁を守る長距離砲

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日本時間12月18日、ブリュワーズはフリーエージェントの内野手、ライオン・ヒーリーと1年契約を結んだことを発表した。ヒーリーは今季終了後にマリナーズの40人枠から外され、AAA級降格を命じられていたが、フリーエージェントとなることを選択していた。ブリュワーズとの契約の詳細については、現時点では明らかになっていない。

現在27歳のヒーリーは、2016年にアスレチックスでメジャーデビューを果たして72試合で打率.305、13本塁打、OPS.861の好成績をマーク。翌2017年には指名打者、三塁手、一塁手を兼任して規定打席に到達し、打率.271、25本塁打、OPS.754という成績を残した。その年のオフにトレードでマリナーズへ移籍し、2018年は24本塁打を放ったものの、打率.235、OPS.688と成績が悪化。今季は三塁のレギュラーとして開幕を迎えたが、腰の故障に悩まされ、47試合で打率.237、7本塁打、OPS.744に終わった。

2017~2018年の2シーズンで合計49本塁打を放つなど、長打力が魅力のヒーリーだが、2017年に142個、2018年に113個の三振を喫し、通算出塁率は.298の低水準と生粋のフリースインガーでもある。三塁での通算守備率.925が示すように守備も不安定であり、使い方が難しいのが実情だ。ブリュワーズは三塁手のマイク・ムスターカスとトラビス・ショウが退団しており、ヒーリーにもレギュラー獲得のチャンスはあるが、これらの課題を克服しない限り、不動のレギュラーとなるのは困難だろう。

ブリュワーズはアビサイル・ガルシアの加入により、正左翼手のライアン・ブラウンが一塁を守る機会が増えると見られるが、完全なコンバートが行われるかどうかはまだ不透明な状況となっている。ブラウンが一塁と左翼を兼任するような形になるのであれば、ヒーリーには三塁のほか、一塁でもある程度の出場機会が与えられるかもしれない。