Excelraが 希少疾患の新治療法開発への薬剤転用で慶応大学と共同事業

Excelraが 希少疾患の新治療法開発への薬剤転用で慶応大学と共同事業

AsiaNet 82195 (2544)

【ハイデラバード(インド)2019年12月18日PRNewswire=共同通信JBN】世界的なデータ・分析企業Excelraは18日、希少疾患の新たな治療法を開発するため、日本のトップ級の研究大学である慶応大学医学部とのDrug Repurposing(薬剤転用)の提携を発表した。

合意に基づき、Excelraの化学情報学者とデータ科学者のチームが武内・小崎症候群を重要な標的として作用する薬剤を突き止めるため、慶応の武内俊樹小児科専任講師(博士)と共同研究する。武内・小崎症候群は非常に多様な常染色体性の複合的な先天性発育障害で、多様な器官系に影響を及ぼす。Excelraの科学者らは認可済みの薬剤の有用性を拡大するため、総合的な転用データベース、転用アルゴリズム、分析ツール、視覚化エンジンで構成する独自のGlobal Integrated Drug Repurposing Platform(包括的統合薬剤転用プラットフォーム)を活用する。このプラットフォーム内のデータベースは(700万以上の化学機関の)化学データ、生物学的データ、臨床データ(20万以上のデータポイント)を蓄積して構築され、「薬剤-疾病-患者」の3要素にわたる1000万以上の団体に寄与している。

Excelra薬剤分析担当上級副社長のナンドゥ・ガットゥ博士は「薬剤転用は安全性プロフィールが分かっている認可済み薬剤のレパートリーの活用により、新治療法の開発コストを削減する魅力的な戦略である。希少疾患を既存の薬剤で治療できる可能性を探るこの事業で武内博士と協力できるのは光栄だ」と語った。

▽Excelraについて
Excelraのデータ・分析ソリューションは、発見から市場までのバリューチェーンで生命科学の革新を可能にする。Excelra Edgeは、独自の選ばれたデータ資産、専門領域の深い知識、データ科学のシームレスな融合に由来する。同社の多面的なチームが、異種が混ざり合って体系化されていない大量のデータを最先端技術を利用して調和、分析し、データ駆動型の決定を刺激して業務効率を高め、薬剤の発見と開発を加速する。Excelraはこの18年間、製薬大手上位20社の15社を含む150以上の世界的な顧客に対するデータ・分析のパートナーとなってきた。

▽問い合わせ先
Dorothy Paul
Director Marketing
Tel: +91-9908130236
Email: dorothy.paul@excelra.com

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ソース:Excelra Knowledge Solutions Pvt Ltd