太陽系外惑星探査用の宇宙望遠鏡「ケオプス」18日夕方打ち上げへ

アリアンスペースは、予定されていたソユーズSTロケットの打ち上げを日本時間12月17日から18日午後に再設定しました。

今回ソユーズSTには、タレス・アレーニア・スペースの「COSMO-SkyMed Second Generation:CSG 1」、フランス国立宇宙研究センター(CNES)の「EyeSat」「ANGELS」、欧州宇宙機関(ESA)の「OPS-SAT」および、以前にsoraeでも紹介した太陽系外惑星探査に特化した宇宙望遠鏡「cheops(ケオプス)」などが搭載されています。

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cheopsは太陽系外惑星が主星の前を通り過ぎる「トランジット」現象を精密に観測することで、今まで発見されている太陽系外惑星の詳細を分析可能とする特化型の宇宙望遠鏡。太陽系外惑星の大きさなどを正確に分析することで新たな知見につながることや、この先計画されている「ジェイムズ・ウェッブ」宇宙望遠鏡や「欧州超大型望遠鏡(E-ELT)」の観測ターゲット候補を絞り込むなどのミッションが予定されています。

なお、ソユーズSTロケットの打ち上げは、フランス領ギアナのギアナ宇宙センターにて、日本時間12月18日午後5時54分を予定しています。

Image: アリアンスペース/ESA

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