昭和電工が日立化成買収へ

1兆円規模、事業拡大狙い

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 化学大手の昭和電工は18日、日立製作所子会社の日立化成の買収に向け株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。来年2月開始予定で発行済みの全株式取得を目指す。買収総額は約9600億円に上る見通し。

 昭和電工は電炉向け黒鉛電極で世界首位のほか、ハードディスクでも存在感を示す。半導体やリチウムイオン電池の材料に強みを持つ同業の日立化成の買収で、事業拡大を狙う。日立製作所はTOBに応募する方針。

 昭和電工の森川宏平社長らが、この日午後5時から東京都内で記者会見を開いて説明する。

 買収が実現すれば、連結売上高は単純合計で1兆7千億円弱になる。