日向坂46メンバー総出演ドラマ「DASADA」、夢を追いかける女子高生を描く

2020年1月15日に日本テレビほかでスタートする連続ドラマ「DASADA」(水曜深夜0:59)に、日向坂46のメンバーが総出演することが明らかになった。グループのセンターで、主演を務める小坂奈緒は「日向坂らしいところもあったり、コメディー要素もあるので、見てくださっている皆さんにも楽しんでもらえると思います。私と(渡邉)美穂の絡むシーンはすべて見どころです。笑えて泣けて面白いですよ!」と作品をアピールしている。

本作は、グループのプロデューサーでもある秋元康の企画、原作による学園青春群像劇。周囲からダサいと言われる主人公・佐田ゆりあ(小坂)を中心に、ファッションブランド「DASADA」を立ち上げることになった私立マロニエ女学院の生徒たちが、さまざまな騒動が巻き起こる中で、夢をかなえるために奮闘する姿を描く。映画「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」などの河合勇人氏と、連続ドラマ「ニッポンノワール-刑事Yの反乱-」の西村了氏が監督を務め、映画「ヒロイン失格」、ドラマ「花のち晴れ~花男Next Season~」などの吉田恵里香氏が脚本を担当する。

主演の小坂演じる佐田ゆりあは、とにかくかわいくて天然ながら、どこかダサいせいで周囲から下に見られている部分がある人物。一見、世間に流されるおばかさんにみえるが、フラットな目線を持っており、そんな彼女に周囲の人たちはひかれて、変えられていくという役どころだ。「ゆりあは私の性格とは全く違う逆のキャラクターです。すごく明るくていつもテンション100%って感じです。なので初めはどうしたらいいか分からなかったのですが、メンバーの丹生明里をみていると、似てるかも!!と思ったので、丹生をイメージしていました。あとは、普段の生活でいつもより少しだけテンションを上げたりしてました」と役作りについて明かす。

ゆりあに影響を与える篠原沙織を演じる渡邉美穂は「ドラマが決まった時、ずっと演技のお仕事に挑戦したかったので素直にうれしかったです。日向坂46の全員でドラマさせていただくのは初めてなので、『どんな感じになるのかな~』とわくわくしました」と心境を語り、常にデザイン画を描いていて、一匹狼タイプの沙織だが「いつもの自分からあまりイメージできない役柄だったので最初は難しかったです。撮影期間中は言葉遣いを役柄に近づけて生活したり、頭に沙織を住まわせていました。今回のドラマでは体を張ることが多かったので、今後バラエティーや演技のお仕事に生かしていけると思います。思い切ってやってみることもすごく大切だなと思いました」と撮影を振り返る。

また「今回演じた“小笠原真琴”という役がもう自分にピッタリすぎるキャラクターで、自分でもはまり役と思えるほど素で取り組めてすごく楽しく、演じやすかったです」と声を弾ませる齊藤京子は、「演じた真琴先輩は廊下を絶対に走らなくて、どんなに焦っていても早歩きかつ笛を吹いています。本当に熱血で真面目な性格です。それと撮影中、とろろちゃん(井口眞緒)とのシーン全般が最高です! みんな笑ってしまってNGをたくさん出すほど面白くて、とろろちゃんが出ているシーンは最高なので注目してほしいです」と見どころを伝えた。

学園のトップで“せれな~で”と呼ばれ、ゆりあを少し疎ましく思う高頭せれな役の加藤史帆は「読者モデルでヒエラルキートップだけど、本当は…という素のせれな~でと、素ではないせれな~でを演じ分けるのが大変でした」と話し、進学組で周囲を冷めた目で見ている岡田いちご役の佐々木美玲は「いちごはどんどん変わってくるので、その変化を見てもらえたらうれしいです。おちゃめさがかわいいです! 撮影中大変だったことは、空き時間です。撮影で10時間空く日があって、その日はさすがに暇すぎて大変でした。ひたすらおかしを食べて寝ていました(笑)」と、それぞれ苦労した点を話した。

そしてグループのキャプテンである佐々木久美は、ゆりあと親友の立花ゆりこを演じる。「日向坂46になってから全員での作品がなかったのでとてもうれしかったです。2期生や3期生と演技するのはほぼ初めてだったのでとても楽しみでした。各メンバーが普段とは全然違うキャラクターを演じているのが注目ポイントです。役は本当の年齢と関係ないので、1期~3期バラバラの学年なのもなかなか見られないと思います。富田鈴花とずっと一緒だったのですが、仲良くなってとても楽しかったです」とコメントしている。

また、ドラマの世界観とコラボレーションしたスペシャルライブイベント「日向坂46×DASADA LIVE&FASHION SHOW」が2020年2月4日、5日に神奈川・横浜アリーナで開催されることも決定している。

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