バルセロナでデビュー成功も…退団した25名の「生え抜き」たち

19日の午前4時からキックオフされたスペイン伝統の一戦「エル・クラシコ」。

10月に行なわれる予定だったものが延期となり、この12月のミッドウィークという異例のスケジュールとなった。

今回は「2010年以降にバルセロナのトップチームにデビューし、その後退団した生え抜き選手」を特集しよう。

マルク・バルトラ

現在の所属クラブ:ベティス

2010年のバレンタインデーにデビューしたバルトラ。公式戦100試合以上に出場し、信頼できるバックアップになった。現在はベティスでプレーしている。

オリオル・ロメウ

現在の所属クラブ:サウサンプトン

2010年のスーペルコパで初出場。2010-11シーズンのリーガに1回出場したあと、500万ユーロ(およそ6.1億円)でチェルシーに売却された。

マルティン・モントージャ

現在の所属クラブ:ブライトン

2011年2月にデビューした右サイドバック。ダニ・アウヴェスがいたことが不幸だった。インテル、ベティス、バレンシアを経て現在はブライトン所属。

セスク・ファブレガス

現在の所属クラブ:モナコ

ユース年代でアーセナルに去ったため、彼がバルセロナのトップチームでデビューしたのは2011年。24歳になってからだった。現在はモナコでプレー。

イサーク・クエンカ

現在の所属クラブ:サガン鳥栖

2011-12シーズンに16試合起用されたクエンカ。Bチームの昇格に貢献するなど活躍は見せたが、ローン生活を経て退団。現在は日本のサガン鳥栖でプレー。

カルレス・プラナス

現在の所属クラブ:AEKラルナカ

Bチームで120試合に出場した主力選手で、2012-13シーズンに2度コパ・デル・レイでプレーした左サイドバック。現在はキプロスでプレーしている。

サンドロ・ラミレス

現在の所属クラブ:バジャドリー(※エヴァートンからのローン)

バルセロナのトップチームで17試合に出場し2ゴールを決めたサンドロ・ラミレス。2016年にマラガへ移籍し、その後エヴァートンへ。さらにセビージャ、ソシエダ、バジャドリーと貸出中。

ジェラール・デウロフェウ

現在の所属クラブ:ワトフォード

下部組織では天才ドリブラーの名をほしいままにした。若くしてエヴァートンへのローンでブレイクし、一度買い戻されたものの定着できず。現在はワトフォードでプレーしている。

クリスティアン・テージョ

現在の所属クラブ:ベティス

2012年1月にグアルディオラ監督がデビューさせたウインガー。ティト・ビラノバ監督にはよく使われた。その後出場機会減少のため退団し、ポルト、フィオレンティーナへのローンを経てベティスへと移籍した。

アダマ・トラオレ

現在の所属クラブ:ウォルヴァーハンプトン

圧倒的な走力を持っていたFWトラオレは2013年に17歳でデビューし、退団後はアストン・ヴィラ、ミドルズブラでプレー。ようやくこのところ力を発揮し始めた。

パトリック

現在の所属クラブ:ラツィオ

バルセロナではアヤックスとのチャンピオンズリーグ1試合に起用されたパトリック。その後ラツィオへと移籍し、2015年からずっと所属している。

ジャン・マリー・ドング

現在の所属クラブ:無所属

サミュエル・エトー財団が輩出したカメルーン出身のアタッカー。2013-14シーズンのコパ・デル・レイでデビューし、2016年にレアル・サラゴサヘ移籍していった。現在は所属クラブがない。

アイトール・カンタラピエドラ

現在の所属クラブ:トゥウェンテ

2015年にコパ・デル・レイで2試合起用されたあと、ビジャレアルへと移籍していった。セビージャのBチームでプレーしたあとオランダへ渡り、現在はトゥウェンテに所属。

ウィルフリード・カプトゥム

現在の所属クラブ:ベティス

ドングと同じくサミュエル・エトー財団の出身。コパ・デル・レイとチャンピオンズリーグで起用されたあと、2018年にベティスへと移籍している。

デニス・スアレス

現在の所属クラブ:セルタ

セルタの下部組織で育ち、若くしてマンチェスター・シティに引き抜かれたデニス・スアレス。19歳でスペインに戻り、バルセロナに加入した。一度放出されたあと買い戻され、さらにアーセナルに貸し出されて大失敗するなどいろいろあって…今年古巣のセルタに復帰している。

ムニール・アル・ハッダーディ

現在の所属クラブ:セビージャ

2014年から2019年まで33試合に起用されたストライカー。バレンシアとアラベスへのローン移籍を経験し、今年セビージャへと放出された。

ジョルディ・マシプ

現在の所属クラブ:バジャドリー

2008年から長くBチームの守護神だったマシプ。2014年にトップチームに昇格しサブを務めていたが、出番はなかなか得られなかった。2017年にバジャドリーへ移籍している。

アレックス・カルボネル

現在の所属クラブ:フォルトゥナ・シッタート

コパ・デル・レイのエルクレス戦で1試合のみ起用されたカルボネル。その後レウスに売却され、それからバレンシアBに加入。今季はオランダにローン移籍した。

セルジ・サンペル

現在の所属クラブ:ヴィッセル神戸

セルヒオ・ブスケツの後継者として期待されたサンペル。2014年9月のAPOEL戦でデビューしたが、怪我に苦しんだ。13試合でプレーしたあと退団し、今年イニエスタが所属するヴィッセル神戸に加入した。

ジェラール・グンバウ

現在の所属クラブ:ジローナ

バルセロナの分厚い中盤の壁に跳ね返された生え抜きの1人だ。2014~2016年に10試合起用されたが、その後レガネスへ売られた。25歳の現在はジローナに所属。

マルク・カルドナ

現在の所属クラブ:オサスナ

コパ・デル・レイで1試合起用されたマルク・カルドナ。2016年にサンルッケーニョから加入したが、ほぼBチームでのプレーに留まった。エイバルへのローンを経て、今季オサスナに移籍している。

マルロン

現在の所属クラブ:サッスオーロ

ブラジルのフルミネンセからバルセロナにやってきたDF。セルティック戦とラスパルマス戦でプレーしたが、2018年にサッスオーロへと売却されている。

ホセ・アルナイス

現在の所属クラブ:レガネス

バジャドリーから2017年にバルセロナのBチームに加入。2018年1月のレバンテ戦で1試合プレーしたものの、その半年後にレガネスへと移籍した。

マルク・ククレジャ

現在の所属クラブ:ヘタフェ(※バルセロナからのローン)

モサモサヘアで知られるDFククレジャ。昨年エイバルに完全移籍したが、今夏買い戻されてまたヘタフェに買取オプション付きで貸し出されている。

フアン・ミランダ

現在の所属クラブ:シャルケ04(※バルセロナからのローン)

2014年にベティスからバルセロナにやってきたDF。今季から2年間はシャルケ04へとローン移籍している。

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