楽天がロッテ涌井の獲得を正式発表 沢村賞&最多勝3度の右腕はプロ3球団目に

楽天へのトレードが発表されたロッテ・涌井秀章【写真:荒川祐史】

楽天は美馬がロッテにFA移籍も…鈴木大地、牧田和久に続いて大物を獲得

 楽天は19日、ロッテから涌井秀章投手を金銭トレードで獲得したことを正式発表した。背番号はプロ入り時・ロッテ移籍時に背負った「16」。今オフ、楽天からは美馬学投手がロッテにFA移籍。先発投手の補強が急務となっていた。

 33歳の涌井は2004年のドラフト1巡目で西武に入団。1年目の2005年から13試合に先発した。2年目の2006年から先発ローテに定着し、2007年には17勝を挙げて最多勝に輝くと、2009年には16勝6敗、防御率2.30、4完封を含む11完投と活躍して沢村賞を受賞した。

 2013年オフには国内FA権を行使してロッテに移籍。2015年に15勝を挙げて自身3度目の最多勝を獲得したが、2017年から3年連続で2桁勝利に届かず、今季は18試合登板(17先発)でわずか3勝(7敗)、防御率4.50に終わっていた。

 涌井にとっては楽天がプロ3球団目に。楽天は今オフ、すでにFAで鈴木大地内野手、米球界から復帰の牧田和久投手と大物選手を獲得している。(Full-Count編集部)

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