又吉直樹&加藤シゲアキが“日本ミステリーの巨匠”西村京太郎を直撃!

12月21日放送のフジテレビ「タイプライターズ~物書きの世界~」(午前10:53、関東ローカル)では、“日本ミステリーの巨匠”を特集。日本のミステリー界を代表する作家・西村京太郎と道尾秀介の2人をゲストに招く。

同番組は、かたや芸人、かたやアイドルながら、ともに小説を創作し作家としての顔を持つ又吉直樹と加藤シゲアキの2人が、ゲストに同じく作家を招き、その知られざる素顔や執筆の裏側を探求していくバラエティー。まずは「十津川警部シリーズ」でおなじみ、現役最高齢89歳のミステリー作家・西村京太郎に取材を行うべく、湯河原にある西村京太郎記念館へ。作家生活55年の西村は、これまでに発表した作品は600を超える。その作品数に又吉は「計算が合わないですね」と驚き、さらに、現在も毎年12冊ずつ作品を書き上げていることを知った加藤は「われわれはまだ10冊も書いていない」、又吉は「どういうスケジュールでやったらそうなるのかすごく聞きたい」と、西村の元へ向かう。

西村の年間12冊という執筆のペースを聞いた又吉は「僕が年間に食べる牛丼の回数と同じです、だいたい月1回ぐらいなので」と言って笑いを誘う。その又吉が「同時に進行していると、ごっちゃになりそうじゃないですか?」と西村に尋ねると「よく言われます。ストーリーは絶対に混ざらないが、(登場人物の)名前が混ざっちゃう。間違うといけないので、地方の刑事を全員“三浦さん”にしちゃった」というユーモアあふれるエピソードで楽しくトークが進行する。ここで加藤が「作品の中で僕らをどうやって殺しますか?」と、数多くのミステリーを手掛けた西村にあえて質問。するとその答えに、又吉と加藤はまさかの大爆笑となる。

一方の道尾は、21日に放送される加藤主演のドラマ「悪魔の手毬唄~金田一耕助、ふたたび~」にちなんで、「横溝正史を読んだことのない人も納得できるすごいところ」を三つのキーワードで解説。さらに金田一耕助を演じた加藤が、ドラマの撮影秘話を語る。

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