知人宅の脱衣所に盗撮用の小型カメラ 横浜市教委が31歳の市立小教諭を懲戒免職

横浜市役所

 横浜市教育委員会は19日、知り合いの女性宅に盗撮目的で小型カメラを設置したとして、県迷惑行為防止条例違反(卑わい行為の禁止)の罪で川崎簡裁から罰金の略式命令を受けた市立小学校の男性教諭(31)を懲戒免職処分にした、と発表した。

 市教委によると、男性教諭は昨年9月、女性宅の脱衣所に小型カメラを設置した。川崎区検は今年2月26日、県迷惑行為防止条例違反の罪で起訴し、川崎簡裁が同日、略式命令を出した。

 男性教諭は2015年4月に採用され、17年12月から病気休職していた。

 市教委はまた、教え子の女子生徒と携帯電話の番号やメールアドレスを交換したり、自宅に招いたりした市立高校の臨時任用教員の男性(25)を戒告処分にした。男性は19日付で依願退職した。

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