内閣府「チャイルド・ユースサポート章」 長崎青年会議所を選出 長崎県から7年ぶり

園田局長(左)から盾などを受け取る寺岡理事長=県庁

 内閣府が、子ども・若者の育成や子育て支援の取り組み事例を紹介する本年度の「チャイルド・ユースサポート章」に、長崎青年会議所が選ばれた。長崎県からの受章は2014年度以来7年ぶり。19日、県庁で伝達式があった。
 同会議所は長崎市、西彼長与町、時津町の20~40代の社会人約130人で構成している。
 受章理由は、14年から毎年夏に実施している「ながさき100キロ徒歩の旅」(実行委と共催)の開催。小学生が4泊5日で約100キロを歩き、達成感や自信につなげるイベント。参加する小学生に加え、サポートする大学生ボランティアの成長にも貢献していることが評価された。
 伝達式で、園田俊輔県こども政策局長から記念の盾などを受け取った寺岡誠三理事長(39)は「地域や学校、ボランティアなど、支えてくださった皆さまのおかげ。今後も地域のために、さまざまな活動を企画したい」と述べた。
 本年度のチャイルド・ユースサポート章は「子供・若者育成支援部門」に同会議所を含む7件、「子育て・家族支援部門」に3件が選ばれた。各団体の取り組みは内閣府ホームページで公開されている。

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