ハイエースに向けて専用開発されたホイール「ZERO BREAK」
クルマを購入してカスタマイズするとなれば、まず最初に手を加える箇所がホイール＆タイヤの足回り。お洒落な靴やスニーカーに履き替えるように純正とは違うホイールをセットすればクルマの雰囲気は大きく変わってくる。
ハイエースの場合、ホイールの構造は6穴／P.C.D=139mmと普通車用とはちょっと異なっている。また4／1ナンバー貨物車用ホイールの品質適合マークはJWL-T規格となり、普通車用よりも強度が高められているのだ。
各メーカーは普通車からクロカン／SUVまで各車種に応じたさまざまなデザインのホイールをリリースしているが、アクトのゼロブレイクは200系ハイエースにターゲットを絞ったホイールブランド。普通車用で流行したデザインをベースに6穴にリメイクしたホイールじゃない。JWL-T規格ならではの十分な強度を確保した上でスクエアなフォルムのハイエースに見合った旬のデザインが奢られている。
ハイエース向けホイール「ZERO BREAK」のラインアップは6タイプ
現在、ゼロブレイクはツインの6本スポークでスポーツ性を強調したR、ツインスポークがリムにむかってなだらかに落ち込んで深リムをアピールするS、剣をイメージさせる独創的なスポークを採用したラグジュアリー系のX、ディッシュ調の重厚感あるデザインでVIP系にマッチするZ、ツインの8本スポークを採用したブラッククロームアメリカン系のファング、Y字型スポークをリム部いっぱいまで伸ばして大口径感を強調したフォースといったタイプの異なる計6作をラインアップしている。ハイエースのボディをスポーティに引き締めるのか、ラグジュアリーにデコレイトするのか…カスタマイズの方向性に見合ったホイールをセレクトすることが可能だ。
ハイエース専門店でもZERO BREAKは一番の人気ホイール
このゼロブレイクのホイールはカーショップやネット通販で購入できるが、それ以外に新車コンプリートカーでの購入という方法がある。大阪府堺市のカスタムギャラリーはハイエース専門店。仕事用からレジャー、ドレスアップまで新車ベースのカスタムコンプリートカーをお値打ち価格で販売している。
エアロパーツからシートカバー、ベッドキットまでユーザーのリクエストに応じて華麗にドレスアップしたハイエースを販売しているが、売れ筋は車検対応のローダウン＋16～18インチホイールだ。ホイールは50種類以上の各メーカーの主力モデルを取り揃える中、一番人気はアクトのゼロブレイク。新車コンプリートカーの魅力をアピールするために製作したカスタムギャラリーのデモカーにもゼロブレイクSを装着している。
このゼロブレイクの魅力をカスタムギャラリーの林代表に聞いてみた。
「ゼロブレイクの中でも一番人気があるのが深リム＆ツインスポークのSですね。ローダウンした足元が引き締まってかっこいいハイエースに仕上ります。デモカーに装着していることもあってユーザーからの指定も多いですね。このSはブラックポリッシュとパールホワイトポリッシュの2色ですが、フォースにはブラックポリッシュ／キャンディレッドといった流行に応じたカラーも用意されており、ホイールのカラーリングにもこだわるお洒落なユーザーも納得されますね」とのこと。
カスタムギャラリーのオリジナルエアロパーツを装着して程良くローダウンした販売車両は、魅力的な1台に仕上っている。こんな車両がそのまま買えるのも嬉しい。
また16から20インチまでユーザーの要望に応じたサイズバリエーションを揃えているのもゼロブレイクの魅力。販売車輌に装着されているSのホイールサイズは18×7.5だが、足元のインパクトをより強めるなら、Xのような20×8.0っていうのもアリ。
これからハイエースの足元をカスタマイズしていくのなら、デザインからサイズまでゼロブレイクのホイールがあなたの要望に応えてくれるはずだ。
