「トランスジェンダー」に理解を 高田高生徒ら津でイベント 三重

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【イベントへの参加を呼び掛けるNFTのメンバーら=三重県庁で】

 心と体の性別が一致しない「トランスジェンダー」への理解を広めようと高田高校(三重県津市一身田町)の生徒や当事者らでつくる団体「NFT」が22日午後1時半―4時、同所の高田会館でイベント「高校生がトランスジェンダーから学んだこと」を開く。参加無料。

 NFTは同校卒業生の江﨑夢さん(19)が放送部の活動をきっかけに平成29年11月に結成した。イベント開催は昨年3月に続いて2回目。卒業後は妹で1年の光さん(16)ら新入生が活動を引き継ぎ、今年は保護者向けの啓発をテーマに企画した。

 イベントでは夢さんとトランスジェンダーの冬馬さん(19)、別の当事者の母親、浦狩知子さん(56)の3人が「保護者の世代の人に知ってほしい」をテーマに公開討論。講演会も開き、愛知県の公立中学校教諭で当事者の浦田幸奈さんを講師に迎える。

 浦狩さんは、子どもから男として生きたいと泣きながら告白された経験を紹介し、「LGBT(性的少数者)の当事者に一番必要なのは親の理解。親の理解がもらえず苦しんでいる」と訴えた。

 会場ではLGBTの啓発グッズとしてNFTが開発した虹色のタオルを1500円で販売する。問い合わせは電子メール(nft.mie@gmail.com)で受け付ける。