台風備え予備費270億円

五輪経費、総額は維持

©一般社団法人共同通信社

東京五輪の主要会場となる国立競技場

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会と東京都は20日、大会の予算計画で最終の第4版を公表した。開催経費の総額は従来の1兆3500億円を維持したが、この枠外で台風などの自然災害や人件費の高騰などに備えた「予備費」として270億円を初めて計上した。組織委の増収分を充てる。都も支出項目の見直しにより、新たに台風対策などの費用として100億円の「緊急対応費」を捻出した。

 また、組織委は懸案の暑さ対策として、日よけテントや冷風機の設置などで約30億円を追加計上した。民間資金で運営する組織委は、スポンサー収入の増加などで、収入総額は6300億円となった。