ネギの葉白くする害虫が県内全域に 従来とは遺伝子型異なる別系統、滋賀県が薬剤防除呼び掛け

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ネギハモグリバエの別系統による食害で白化したネギ(近江八幡市内)=滋賀県病害虫防除所提供

 滋賀県病害虫防除所はこのほど、ネギの葉を食べて白化させるネギハモグリバエの従来系統とは遺伝子型が異なる別系統が県内で初めて確認されたと発表した。著しい食害で商品価値を下げるため、発生初期の薬剤防除を呼び掛けている。

 ネギハモグリバエの成虫は体長2ミリほどで、見た目は両系統とも変わらない。別系統は2016年ごろに京都府内で初めて確認され、滋賀が10府県目。葉1本当たり10匹以上の幼虫が集中発生する傾向があり、白い筋状の食害痕が目立つという。毒性はない。
 被害は県内全域に及んでおり、同防除所が国の施設に解析を依頼していた。