テレビ朝日系では、2020年1月2日に「テレビ朝日開局60周年記念 夢対決2020 とんねるずのスポーツ王は俺だ!! 5時間スペシャル」（午後6：30）を放送。石橋貴明＆木梨憲武がスポーツ界の頂点に立つ強豪たちに真剣勝負を挑む。
「夢のゴルフ対決」には、日本女子プロが42年ぶりに海外メジャーを制覇し話題になった“スマイリングシンデレラ”こと渋野日向子選手が「『スポーツ王』に出られたら引退してもいいって思うくらい出てみたかった（笑）」と語り初参戦。アメリカツアーで活躍しながら日本でもメジャータイトル2冠に輝き、番組に2年ぶりの参戦となる畑岡奈紗選手、日本ツアー初優勝を果たし、番組初参戦の原英莉花選手と女子プロ黄金世代チームを結成して挑む。迎え討つとんねるずチームは、史上最年少28歳で生涯獲得賞金10億円を突破し、番組には10回目の出場となる石川遼選手、現在はバラエティーでも大活躍中の古閑美保を助っ人に、女子プロ黄金世代チームとバトルを繰り広げる。
今回のスペシャルでは「駅伝タイムアタック」が復活。チームのメンバーが1打ずつ順番に打ち、カップインまでのタイムの速さを競う。2打目以降のメンバーは球の落下予測地点でスタンバイ。自分が打った後は次のプレーヤーのところまでタスキを手に全力ダッシュ。次のプレーヤーはタスキを受け取るまで打てないルールだ。陸上部出身の畑岡選手は、2年前に「駅伝タイムアタック」で驚異の俊足を披露し、チームに貢献した。さらに渋野選手や石川選手がまさかのフェアウェイを猛ダッシュするなど、普段は絶対に見ることができないトッププロの姿は大注目だ。
収録後、石橋は「今をときめく女子3人と、今シーズン見事に大復活を遂げた石川遼くんが出場してくれて…最高のメンバーでしたね。遼くんは今回で10回目なので、どういう人か分かっていたんですけど、今回はしぶこちゃんたち3人娘が、非常に負けず嫌いというか、ゴルフが大好きなんだなということがよく分かりました。しぶこちゃんが『自分でノルマを課したら、どんなに暗くなっても終われない』って言っていたんですけど、今日一緒にプレーして、それがよく分かりました。みんな一生懸命走ってくれたし、遼くんの距離バッチリのすごいショットも見られたし…次は、みんなの活躍を東京オリンピックで見たいです！」とコメント。
木梨は「オープニングの『ストローク対決』では、見事なプロの技術、見事なアマチュアぶりが凝縮された対決だったと思います。プロの技術とアマのあがき、今回の見どころだと思います。渋野さんとは初めて会ったんですが、収録前に『おじさんは今、歌手もやっています』ということを伝えて、CDも渡せました。それもうれしかったですね。2020年は三代目J Soul Brothersが踊っている後ろを時々横切るおじさんになるのを目標に頑張ります（笑）」とアピールした。
また石川選手は「今回も華やかなメンバーの中に入れてもらえてうれしかったですね。とんねるずのお二人も非常にお上手で、タカさんのスーパーショットも、ノリさんのスーパーショットも見ることができました。一番燃えたのは『駅伝タイムアタック』です。今回復活してくれてうれしかったですね。タスキをもらうまで打てないっていうのがすごく面白いですよね。走っている途中、雨に濡れた帽子が重くてズルズルと下がってきちゃったので、マラソン選手のラストスパートの気持ちで脱ぎ捨てて走りました（笑）」と振り返った。
渋野選手は「ずっとテレビで見ていて、トップのプロしか出られない番組だと思っていたので、一生に一度は出たいなと思っていました。出ることができて本当にうれしいです。実際に出てみると、テレビで見ている以上に、自分がやった方が楽しいし、とんねるずさんもテレビで見たままだなぁと思っていました。今回も自分らしいゴルフができたと思いますし、なかなかテレビでお見せする機会のない走っている姿や、大声を出しているところ、爆笑しているところも見てほしいなと思います」と楽しんだようだ。
また番組内では、木梨とタイガー・ウッズ選手の再会が実現。10月に日本で初めて行われたアメリカのPGAツアー「ZOZOチャンピオンシップ」で優勝したウッズ選手を祝福するため、木梨は千葉県に向かう。時間がないウッズ選手と本当に会えるのかという不安の中、ついにウッズ選手が登場。木梨が声を掛けた瞬間「パッと見てすぐ分かったよ」とニッコリ。キャップとグローブにサインをしてもらった木梨は「グローブは貴明にあげる。キャップは俺の！」と大喜び。「本当におめでとう！」と花束を渡し、「また番組に来てね」と伝えた。ウッズ選手が去った後には「すげぇうれしい…ホントにいい思い出になった」と感無量の様子だった。
