ハリス14号で77キロのカンナギ

 石垣島在住の多宇剛さんは11月30日、沖縄本島に出て来たついでに、KYOEI3の船長と2人でアカマチ狙いに出掛けた。悪天候の中、2時間ほどでナークゾネに到着した。

 多宇さんはいつもアカマチ仕掛けの下から2番目の針にはムロアジや、ガチュンを掛けて大物を狙っている。

 これまで10~20キロのミーバイを釣り上げた実績があり、この日も15センチほどのガチュンを掛けて2投目の仕掛けを入れた。しばらくすると、竿(さお)が「く」の字に曲がり、リールから50メートルほどラインが引き出される。ハリスが14号、針はシルイユーの11号と細仕掛けなので無理はできない。

 出しては巻いてを繰り返し、30分かけてじわりじわり巻き上げていると、70メートルの水深からラインが斜めに浮いて来て、目の前に見たことの無い大物が浮いた。

 思いがけない大物に喜んだが、それからが大変。2人で30分かけて船に引き上げたのは77キロのカンナギだった。KYOEIⅢ(電話)090(3792)7739

 7日から8日にかけて西崎漁港を会場に第7回ソルブレチヌ懇親釣り大会が開催された。主な結果は次の通り。

▽1位石川直也 5匹4.22キロ

▽2位渡嘉敷大輔 5匹3.89キロ

▽3位濱川翔伍 5匹3.09キロ (おきなわ釣王国社・仲栄真修)

© 株式会社琉球新報社