舞踊鑑賞に尻相撲 「ゲイシャ」に親しむイベント 箱根

「Meet Geisha」の参加を呼び掛ける芸者=箱根町湯本

 箱根湯本で芸者に親しむイベント「Meet Geisha」(ミート・ゲイシャ)が開かれている。お座敷遊びや日本舞踊鑑賞などの体験を通じ、訪日外国人客(インバウンド)にも日本文化と箱根の魅力をアピールしたい考えだ。25日まで。

 箱根湯本芸能組合には芸者約150人が在籍。接する機会が少ない芸者を身近に感じてもらおうと、同組合や小田急箱根ホールディングス、インバウンド向けSNS発信などを手掛けるガイアックス(東京都千代田区)が企画した。

 会場は、芸者の稽古場も兼ねた組合の事務所「湯本見番」(同町湯本)。参加者は「着物を着て、おもてなしをする女性」といった芸者に関する説明を受けて舞踊を鑑賞し、尻相撲などお座敷遊びや写真撮影も楽しめる。

 インバウンドへのおもてなしとして、英語でも対応。芸者の玲央さんは「家族連れや海外の人にも来てほしい」と呼び掛けている。

 時間は1時間で、体験料は1500円。予約サイトから申し込む。開催日など問い合わせは、ガイアックス電話03(6869)0747。

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