米の新型宇宙船、飛行に失敗

エンジン噴射のミスで

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新型の有人宇宙船「スターライナー」の打ち上げ=20日、米フロリダ州のケープカナベラル空軍基地(NASAテレビ)

 【ワシントン共同】米航空宇宙大手ボーイングは20日、新型の有人宇宙船「スターライナー」をフロリダ州のケープカナベラル空軍基地から国際宇宙ステーションに向けて、試験的に無人で打ち上げた。米航空宇宙局(NASA)によると、その後にエンジンを噴射するタイミングでミスが発生し、ステーションに到達できず失敗した。

 ブライデンスタインNASA局長は記者会見で「スターライナーは日曜日にも地球に帰還する」と述べた。この宇宙船には、ステーションに長期滞在予定の日本人宇宙飛行士野口聡一さん(54)が搭乗する可能性があったが、今回の失敗で先行きは不透明となった。

アトラス5ロケット(左の円筒)の先端に搭載され打ち上げを待つ宇宙船スターライナー=18日、米フロリダ州(NASA提供・共同)