相模原市の本村賢太郎市長は20日の定例会見で、2019年の漢字に「挑」を挙げた。「『顔の見える市長』になれるよう、地域に足を運んだこと、市民と対話をしながら街をつくっていくことに挑んできた」と解説した。
また、産業廃棄物の埋設や土地の評価基準の不正操作などが発覚した土地区画整理事業、厳しい財政状況を踏まえて定める行財政構造改革プランなどを挙げ、「市民に痛みを伴う事実を伝えることもチャレンジだった」と振り返った。
就任からの8カ月については「厳しい課題に取り組み、夢や希望を市民に発信してきた」と胸を張る一方、「60点。まだ勉強不足。職員の知恵を借り、来年も頑張りたい」と自己採点した。