角中、独立リーグ出身で初の1000試合出場＆1000安打
NPBでは今季も多くのマイルストーン（節目の記録）が達成された。各部門別に見ていこう。まずは試合数、得点、安打、二塁打。
○1500試合出場
松田宣浩（ソ）2019.4.5 ロッテ戦（ヤフオクドーム） 7番三塁手/194人目
糸井嘉男（神）2019.8.7 ヤクルト戦（神宮） 3番右翼手/195人目
○1000試合出場
大和（De）2019.4.30 ヤクルト戦（横浜） 1番遊撃手/497人目
角中勝也（ロ）2019.5.25 ソフトバンク戦（ZOZOマリン） 6番左翼手/498人目
今宮健太（ソ）2019.6.4 中日戦（ヤフオクドーム） 2番遊撃手/499人目
鈴木大地（ロ）2019.7.15 西武戦（メットライフ） 2番一塁手/500人目
菊池涼介（広）2019.7.24 中日戦（マツダ） 2番二塁手/501人目
銀次（楽）2019.8.23 西武戦（メットライフ） 5番三塁手/502人目
バレンティン（ヤ）2019.8.24 阪神戦（神宮） 4番左翼手/503人目
川端慎吾（ヤ）2019.9.4 広島戦（神宮） 6回代打/504人目
松田宣は、ホークス生え抜き選手としては6人目の1500試合出場。角中勝也は独立リーグ出身では初めての1000試合出場。バレンティンはチームの外国人としては初めての1000試合出場。
○1000得点
福留孝介（神）2019.7.28 巨人戦（東京ドーム） 2回/42人目
1000得点は、52人が記録した2000安打よりも少ない、42人しか記録していない大記録だ。
日本ハム田中賢介は通算1499安打で現役引退した
○1500安打
松田宣浩（ソ）2019.3.29 西武戦（ヤフオクドーム） 2回/多和田真三郎/125人目
青木宣親（ヤ）2019.5.22 阪神戦（甲子園） 7回/藤川球児/126人目
○1000安打
川端慎吾（ヤ）2019.4.20 中日戦（ナゴヤドーム） 6回/柳裕也/294人目
菊池涼介（広）2019.4.27 ヤクルト戦（神宮） 4回/小川泰弘/295人目
T-岡田（オ）2019.5.8 日本ハム戦（札幌ドーム） 5回/金子弌大/296人目
角中勝也（ロ）2019.5.11 ソフトバンク戦（ヤフオクドーム） 6回/千賀滉大/297人目
藤田一也（楽）2019.5.14 日本ハム戦（楽天生命パーク） 6回/有原航平/298人目
銀次（楽）2019.6.9 中日戦（ナゴヤドーム） 5回/清水達也/299人目
山田哲人（ヤ）2019.6.30 巨人戦（秋田） 1回/メルセデス/300人目
石川雄洋（De）2019.8.4 巨人戦（横浜） 6回/桜井俊貴/301人目
大引啓次（ヤ）2019.8.23 阪神戦（神宮） 3回/高橋遥人/302人目
今季は2000安打達成者はいなかった。松田宣はホークス生え抜きでは試合数と同様に6人目の1500安打。青木は生え抜きでは4人目の1500安打。青木は通算1156試合で達成。これは2011年松井稼頭央（楽）の1233試合を抜く最速記録だった。
日本ハム田中賢介は通算1499安打。あと1本で1500安打だったが達成することなく引退した。角中は独立リーグ出身では初めての1000安打。
○350二塁打
阿部慎之助（巨）2019.6.13 西武戦（メットライフ） 7回/粟津凱士/42人目
内川聖一（ソ）2019.7.28 オリックス戦（ヤフオクドーム） 1回/竹安大知/43人目
○300二塁打
糸井嘉男（神）2019.4.28 中日戦（ナゴヤドーム） 1回/柳裕也/71人目
松田宣浩（ソ）2019.9.15 日本ハム戦（札幌ドーム） 2回/杉浦稔大/72人目
阿部は捕手として1000試合以上出場した選手としては野村克也、谷繁元信、古田敦也に次ぐ4人目の350二塁打。
三塁打の表彰記録は今季はなかった。（広尾晃 / Koh Hiroo）
