サイズを自由に設定できるコンケーブデザインだからアウディやポルシェにもぴったり【VOSSEN(ヴォッセ)】Vol.2

シンプルでどんなスタイルにも合わせやすいヴォッセ

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自他ともに認める「コンケーブ」の第一人者として、センターに向かって窪んでいくインパクトの強いデザインのホイールをリリースしてきた「VOSSEN(ヴォッセ)」。その斬新な発想から生まれるデザインホイールの数々は、ジャンルを問わず国内外のさまざまなユーザーから絶大な支持を獲得している。

アウディやポルシェを扱う輸入車専門店からの評価も高い

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「ヴォッセのホイールはどんな車種にも合わせやすい。個性的ではあるけれどシンプルだから、どんなスタイルにもマッチするんだと思います」

とは、横浜市港北区に拠点を構えるアウディ専門店「メイクオーバー」の木内 努氏だ。アウディに特化したエアロパーツブランド「balance it(バランスイット)」も展開するアウディのスペシャリストである。

ミリ単位でインセットを設定できる「オーダーホイール」プログラムを構築

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木内氏がもうひとつ高く評価するのがヴォッセの自由度の高さだ。

「世界中にホイールブランドがありますが、鋳造でサイズ、インセット、HOLE/P.C.D.を自由に設定できるのはヴォッセならではだと思います。鋳造なのにインセットをミリ単位で指定してオーダーできるので、ホイールをフェンダーぎりぎりに合わせることができます」

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それを可能にしているのが、ヴォッセが構築した「オーダーホイール」プログラムだ。

一般的に鋳造ホイールはメーカーから完成型で納品されるが、ヴォッセの場合はHOLE/P.C.D.が空いていないインセットを長めにとった未塗装の状態、半完成品で在庫する。それを本国ヴォッセもしくはモンデラジャパンでHOLE/P.C.D.やインセットを削り出し、塗装するオーダーホイールプログラムを採用しているので、ミリ単位のインセットの設定やさまざまなカラーのオーダーが可能なのだ。

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鍛造で始まったオーダーホイールプログラムだが、現在では鋳造モデルでもこのオーダー方式を採用。ビレッド状の素材を個別に削り出して製造する切削鍛造(フォージド)ホイールのような自由度があるため、ヴォッセの鋳造ホイールは「ハイブリッド・フォージド」と名付けられている。

ヴォッセは前後ともツライチに仕上げるのに絶好のホイール

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長野県長野市の輸入車専門店

「ランナウェイ」

の福島鉄平氏も、ヴォッセのオーダーホイールに信頼を寄せる一人だ。

「例えば9Jの鋳造ホイールだと、通常はフラットなデザインになってしまいます。ところが、ヴォッセの場合は同じリム幅でリアにコンケーブの深いホイールを履ける。インセットをミリ単位で設定できる上にコンケーブの深みが異なる2つのフェイスを選べるので、ブレーキキャリパーが大きいフロントにはコンケーブの浅いタイプを、リアには深いタイプを、というオーダーが可能です。ツライチに仕上げるのに絶好のホイールなんです」

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クオリティがズバ抜けて高いホイールだからポルシェやアウディにも似合う

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鋳造のハイブリッドフォージドは人気が高まっているが、世界的に見てもやはりヴォッセは鍛造モデルの人気が抜群に高い。ビレット状に圧縮した素材をマシニング機で削り出す切削鍛造を採用しているので、鋳造では成し得ないデザインを取り入れることができる上、ハイブリッド・フォージドを超える自由度があるのだ。

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しかも、クオリティがズバ抜けて高いと評判だ。ランナウェイの福島氏も「国内外のホイールブランドを見渡しても一番」と、そのクオリティの高さを絶賛するほどだ。

オーダーは専門的な知識とノウハウを持ったプロショップで

鋳造も鍛造も、インセットに至るまでオーダーできるヴォッセのコンケーブホイール。そうとなると気になるのが納期だが、ここでもオーダーホイールプログラムの恩恵が大きいだろう。通常、鋳造のハイブリッド・フォージドは10日ほど、本国で完全に仕上げて日本に納品される鍛造も1~2ヶ月でユーザーの元に届く。

ただし、ひとつ注意点がある。ヴォッセのホイールは自由にインセットまでを設定できることが大きな魅力だが、裏を返せば、それは間違えてオーダーすると装着できない事態に陥る危険性があるともいえる。実際はモンデラジャパンでもマッチングが可能かを判断しているのでそんなことはあり得ないが、オーダーする際は専門的な知識とノウハウを持ったプロショップを通すのが得策だ。

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