ダイナミックな外骨格ロボ、子どもに人気 大和でフェスタ

人気を集めた外骨格ロボットの操縦体験=大和市文化複合施設シリウス

 「やまとロボットフェスタ」が21日、大和市文化複合施設シリウス(神奈川県大和市大和南)で開かれた。市と大和ロボット共同研究協議会(やまとロボ研)が開催し本年度で5回目。

 同フェスタは、さがみロボット産業特区に指定された同市内のロボット関連企業の活動などをPRすることが目的。市内では特区加入を契機に2015年、関連企業31社から成るやまとロボ研が設立され、勉強会などを実施している。

 この日、会場には、やまとロボ研に参加する各企業の製品を紹介するコーナーを設置。二足歩行ロボットによるダンスの披露や電子工作教室、プログラミング教室などが行われ、親子連れらでにぎわった。

 また、都内の会社がエンターテインメント用に製作した、人体に装着する外骨格ロボット「スケルトニクス」が2体登場。高さは約2.8メートルあり、装着した人の手や足の動きを反映できる構造。歩きながら手にした剣をダイナミックに振り回すなどの動きが披露された後、子どもたちの操縦体験会もあり、人気を集めた。

 市内在住の小学3年の菅谷佳吾君(9)は「大きいので動かすのは重くて大変と思ったけれどスムーズにやれた。ロボットは格好良かった」と感想を話した。

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