第31回全国高校駅伝女子は2019年12月22日(日)に行われた。コンディションに恵まれた中でレースがスタート。混戦が予想された1区では、途中立命館宇治が抜け出すも、終盤に和歌山北が追いつき首位に。その後仙台育英が逆転しトップでタスキリレーとなった。2区では各チームの留学生選手が躍動。連覇を狙う神村学園のシンシアが首位に浮上し、世羅のムッソーニが16人抜きで12分15秒凄まじい区間新記録を叩き出した。
3区では再び仙台育英が逆転。トップで4区に襷をつなぐ。4区では仙台育英と神村学園の激しい先頭争いが繰り広げられ、仙台育英がその差をさらに広げてアンカーへ。最終5区では、仙台育英の木村が素晴らしい走りを見せ、後続を突き放しそのまま2年ぶりの優勝テープを切った。仙台育英は1区小海、3区清水、4区山中が区間賞の素晴らしい走りとなった。連覇を狙った神村学園は2位に終わったものの、昨年の優勝タイムを上回る同校史上最速タイムでフィニッシュした。3位には筑紫女学園が入った。
最終結果
1 仙台育英 (宮城)1:07'00"
2 神村学園 (鹿児島)1:07'19"
3 筑紫女学園 (福岡)1:08'24"
4 興譲館 (岡山)1:08'41"
5 青森山田 (青森)1:08'47"
6 須磨学園 (兵庫)1:08'59"
7 立命館宇治 (京都)1:09'04"
8 諫早 (長崎)1:09'05"
区間賞
1区 小海遙(仙台育英) 19'29"
2区 テレシア・ムッソーニ(世羅)12'15"区間新記録
3区 清水萌(仙台育英)9'24"
4区 山中菜摘(仙台育英)9'20"
5区 エリザベス・ジェリー(青森山田)7'33"
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