保存SLの引き取り手募集

北九州・若松駅前の展示車両

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JR筑豊線の若松駅前に展示された蒸気機関車=6日、北九州市

 JR筑豊線の若松駅(北九州市若松区)の駅前広場に展示した1917年製の蒸気機関車(SL)9600形を北九州市が無償譲渡することになり、25日まで引き取り手の応募を受け付けている。来年3月末までに広場から撤去して移設することが可能で、保存展示することや、移送費の全額負担などが条件となる。

 このSLはかつて筑豊地方で採掘した石炭を運んで筑豊線を走り、積み出し港がある若松の活性化に一役買った。希望者やふさわしい引き取り手がいない場合は市が撤去するが、市は「街の発展に寄与した車両なのでどこかで活用してほしい」と期待を込める。老朽化して車体はさびが目立っている。