西武多和田「自律神経失調症」で復帰見通し立たず 回復待ち契約更改へ、球団公表

西武・多和田真三郎【写真:荒川祐史】

契約保留選手のまま回復を待ち、復帰の見通し立ち次第、契約へ

 西武は23日、球団の保留選手の中で、唯一契約更改が行われていない多和田真三郎投手の病状について発表。その原因が「自律神経失調症」であることを新たに公表した。今年9月に同投手が「頻脈性不整脈」であることを明らかにし、その後同投手は治療に専念してきた。本人の同意が得られたためこの日公表したという。

 球団によると、本人は現在も復帰を目指して治療を続けており現時点では復帰の見通しが立たないため、契約保留選手のまま病状の回復を待つ決断をしたという。球団は多和田を貴重な戦力と考えており、チームドクターならびに専門医師と密に連携を取り、復帰の見通しが立ち次第、契約更改を行う予定だ。(安藤かなみ / Kanami Ando)

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