TBS「サンデーモーニング」でフィギュア高橋大輔選手への侮辱発言 視聴者から「リスペクトも何もない!」と怒りの声

画像は『髙橋大輔 2020年 カレンダー』より

『サンデーモーニング』司会の関口宏氏が、フィギュアスケート・高橋大輔選手への失言で炎上中です。ファンや視聴者から「リスペクトも何も全くない」「信じられない、これは許せない」といった怒りの声が殺到しています。

頑張っている人を笑う人たち

問題となっているのは、22日に放送されたTBS系『サンデーモーニング』での一幕でした。番組では、20日に行われたフィギュアスケート全日本選手権男子ショートプログラムについて取り上げ、ショートプログラムで1位となった羽生結弦選手への称賛や、宇野昌磨選手の復活の要因となったコーチについて言及します。

しかしそんな中で、ショートプログラム14位という結果となった高橋大輔選手に話題が及ぶと、司会の関口宏氏は『高橋さん。もうこれは、最後にしたいということなんで。まあ、思い出作りみたいなもんかな?』などと発言。

その言葉に、解説として出演していた元フィギュアスケーターの鈴木明子氏が『いや、でもやっぱり、一度引退してから復帰してきましたので、ファンに対しても最後にきちんと演技をしたいっていうところがあったんじゃないかなと思います』と説明すると、関口氏は更に『じゃあもうちょっと頑張ってほしいな』と続けました。

関口氏の「思い出作り」という言葉に、高橋選手のファンや視聴者から「高橋選手に失礼すぎるだろ」「信じられない、これは許せない」といった怒りの声が殺到しています。

問題発言は他選手へも

Twitterなどでは、

「高橋大輔さんに対してめちゃくちゃ失礼な発言だな」

「失礼極まりない発言であり、リスペクトも何も全くない。本当に心無い発言を平気でする人だなぁ」

「いくら彼が実績があるからって、全日本はそう簡単に出られる大会じゃないし、彼の素晴らしい演技を侮辱している。それに、他のフィギュアの選手に対する侮辱でもある」

「どれだけ大変なトレーニングをして、真剣な思いで挑んでいると思っているんだろう」

「カチンときました。全日本選手権は思い出作りで出られるような大会ではないと思うし、高橋選手のこのショートプログラムへの取り組み方をTV番組を通して見てきた者としては、そんな言い方は大変失礼だと思う」

「思い出づくりで出られるような競技ではありません。関口宏には、ほんとにがっかりだわ」

といった声が寄せられていました。

加えて、関口氏の問題発言は高橋選手に対するものだけではありません。

ロシアのザギトワ選手については、名前すら思い出せず『なんか1人、辞めるの辞めないのって言ってた人は誰でしったけね。ロシアでいたでしょ。どうしたんですか? 辞めるんですか辞めないんですか』などと発言していました。一連の発言には選手たちに対するリスペクトなどは感じられず、また不勉強さも目立っていたことから、ファンや視聴者から厳しい声が殺到してしまう結果となってしまったようです。(文◎絹田たぬき)

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