豪商・仁兵衛役の向井理が語る「『LIFE! Presents 忍べ!右左エ門~THE SKY ATTACK~』は“ザッツエンターテインメント”」

豪商・仁兵衛役の向井理が語る「『LIFE! Presents 忍べ!右左エ門~THE SKY ATTACK~』は“ザッツエンターテインメント”」

「LIFE!~人生に捧げるコント~」(NHK総合)のチームが手掛ける長編ドラマ「LIFE! Presents 忍べ!右左エ門~THE SKY ATTACK~」。インターネットTVガイドでは、出演陣のスペシャルインタビューをお届けします。4組目は「万生目屋」の主・仁兵衛を演じる向井理さんが登場。「万生目屋」とは、右左エ門(内村光良)が高価な反物を奪い返すために潜入する豪商です。ご自身やドラマ全体の見どころなどを伺いました!

──このドラマのオファーが来た時はどう思われましたか?

「意外でした。『LIFE!』から派生しているドラマで、コントをやったこともなかったから『なんでだろう?』というのはありましたね(笑)。だけど、選んでいただいた以上は作品としていいものにすることはもちろん、与えられた自分の役割を全うすることが一番だと。自分にしかできない表現ができれば、選ばれた意味があると思いました。仁兵衛をどういうキャラクターにするのかは監督と話し合ったり、衣装合わせや現場でできていったので、それを表現しようと考えました」

──今作はコントから派生したドラマですが、撮影してみて普段のドラマとの違いはありましたか?

「コント自体は初めてですけど、普通のスペシャルドラマだと思ってやっていました。普段のドラマの現場と変わらない緊張感がありました。笑いもありますけど、だからといって気が抜けているわけではないので…。むしろ、12月25日に放送されるコントの方が緊張しました」

──前日に放送されるコントも楽しみにしています。話は戻りますが、ドラマの撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?

「やりやすかったです。『LIFE!』のチームに入ることでやりにくさを感じないようにという、内村さんをはじめとする演者さんの心遣いがありました。ゲストや途中からの参加は出来上がっている座組に入るので、スタートラインが違うし、思いや共有しているものが違うことがありますが、今回はその現場ならではの“共通言語”のようなものがなかったので、違和感なくやっていました」

──仁兵衛の妹・凛役の生田絵梨花さんと共演されての印象はいかがでしょうか?

「若い頃から芸能界の最前線に立っていらっしゃるので、しっかりされていました。生田さんはちょっと面白い方で、いろいろと話を聞いたら、ドイツ生まれだそうで。僕は知らなかったんですけど、そういうことをさらっと話していらっしゃって。自分を持っている方だなと思いました。それにミュージカルや舞台を多くやっていらっしゃるので、お芝居はやりやすかったです」

──また、今回の仁兵衛の衣装がとてもかっこよくて、すてきです!

「初めての衣装でしたね。着物のような着流しのような…。刀も僕が使ったことのないものだったので、そこはちょっと苦労しました。衣装とメークに関しては、分かりやすく外見でキャラクターを表現できる要素なので、そこに助けられたなと思います」

──最後にドラマの全体の見どころをお願いします。

「実は銀之丞役の田中(直樹)さんには裏設定があるらしいんですけど、そこがどんなふうになっているのか…というところです。笑いに関しては、プロの芸人さんがいらっしゃいますし、僕ができることはお芝居や立ち回りで。僕は笑いのパートはちょっとしかなかったんですが、“ザッツエンターテインメント”だと思います。笑いあり、アクションあり、家族の話もあり…もしかしたら恋愛も?といろんな要素が詰まっていながらも、しっかりと着地しているいいバランスのエンターテインメントになっています。また、立ち回りを1カットで撮っているという工夫もあるので、僕自身も見るのが楽しみです」

──ありがとうございました!

仁兵衛の着物はいわゆる時代劇で見るような代物ではなく、着流しのようにも見えるけれど、その中にパンツを履いていたりして…かなりオシャレでカッコいいのですが、それを見事に着こなす向井さんがすてきでした。また、インタビューの中でチラリとおっしゃっていた田中さんの裏設定がものすごく気になるところですが、ドラマを見たら分かるのかも? そして、12月25日に放送される「LIFE!」ではコントにも初挑戦! ドラマ以上に緊張したというコントもお見逃しなく!!

【番組情報】


「LIFE! Presents 忍べ!右左エ門~THE SKY ATTACK~」
NHK総合
12月26日 午後10:00~11:15
NHK BS4K
12月31日 午後3:00~4:25

NHK担当 K・H

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