絢爛たる晩秋の風景-奈良県平群町:信貴山朝護孫子寺

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Chogosonsiji Temple, Heguri Town, Nara Pref.

さてさて、家人と一緒に

を訪ねたのですが、

この日(11月24日)の信貴山は秋のフィナーレを飾るかのような、鮮やかな錦色に飾られていました。

このような色彩を楽しむことが出来ることを、ワタクシは自然の神に感謝したいという思いに駆られます。

モノトーンな冬がやって来る前に、自然の神が与えてくれる最高の贈り物のように思えるんですよ。

美しい紅葉が見られるのはたくさんある樹木の中でも落葉広葉樹だけ。その落葉広葉樹が多く存在しているのは日本を含む東アジアや

ヨーロッパの一部、北アメリカの東部に限られています。実は、紅葉がみられること自体が貴重なんですよ。

その中でも日本の紅葉が世界一美しいと言われるのは葉の色彩が鮮やかだから。

欧米での紅葉と言えば、単色が多いようです。それに比べ日本は、赤や黄色、オレンジ色があり、

常緑樹などの緑色も混ざって多彩で美しい紅葉がみられるのです。これは奇跡的なことだと思うんですよ。

新緑とは違い、紅葉はその年の気候条件や葉の水分量によっても葉の色が変わります。

同じ木でも、その年によって違う色合いになり、毎年同じ色あいにならないことも、人々を引き付ける魅力なのでしょうね。

日本の紅葉が観光地として人気があるのは、お寺や神社など、日本の古くからの建物が美しい紅葉と見

事にマッチするからということもあるのでしょうね。考えてみたら欧米の宮殿やお城と紅葉は似合わない気がしますね。

この美しい自然の贈り物がいつまでも続くのだろうか。昨今の異常気象を見ていると、そんな不安に駆られます。

紅葉が美しく色づくためには、夏に十分な日照時間があり、適度に雨が降り、秋に昼夜の寒暖差が大きくなると、

広葉樹の葉は綺麗に色づくそうです。言い換えれば夏に長雨が続いたり、秋には朝晩に冷え込まなければ

美しい紅葉にならないということです。今年は10月になっても暖かい日が続いたので紅葉の色づきが心配でした。

幸いなことに11月になって一気に冷え込んでくれたので、なんとか例年並みの紅葉の美しさになったとは思います。

しかし、来年はどうなのでしょうね。まあ、今から来年の紅葉を気にしていたら鬼が笑いますかねぇ。

使用したカメラ:4、5枚目はFUJIFILM X-T30、他はFUJIFILM X-Pro2

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