アジアマラソン選手権大会を開催した東莞の高品質開発が世界の人材を引き付ける

アジアマラソン選手権大会を開催した東莞の高品質開発が世界の人材を引き付ける

AsiaNet 82306 (2605)

【東莞(中国)2019年12月23日新華社=共同通信JBN】12月22日、第17回アジアマラソン選手権大会兼東莞国際マラソン2019(17th Asian Marathon Championships and Dongguan International Marathon 2019)が中国南東部にある高品質開発都市の東莞で開催され、中国、日本、北朝鮮、タイなど16カ国・地域のアスリート42人と28カ国・地域のマラソンファン3万人以上が参加した。日本の神野大地と北朝鮮のリー・クワンオクがアジアマラソン選手権の男子、女子レースをそれぞれ制した。

アジア陸上競技連盟(AAA)、中国陸上競技連盟が組織、東莞市政府が主催した。東莞でアジアマラソン選手権大会が開催されたのは2017年以来で2回目。東莞は温かい招待状を世界に送り、よりよい未来のために参加して走るようアジアのアスリートを招いた。東莞は、広東―香港―マカオ大湾区内の大都市「Quality Dongguan(高品質の東莞)」の生態学的、文化的、革新的魅力を世界と共有することを期待している。

神野大地はレース後、初訪中としたうえで、東莞市の美しく清潔な環境に魅了されたので、将来また訪問したいと話した。

東莞の開放・包摂的で温かく友好的な雰囲気は、AAAのダーラン・アルハマド会長にも深い印象を与え、AAAファミリーがイベントの東莞開催を承認した際、世界最高の大会を目にすることを確信していたと語った。

香港のヤン・ウォンツは、大会中、沿道で多くの観衆、スタッフ、ボランティアが熱烈な声援を送っていたとして、全市に活気が満ちて温かく、またここの大会に来るチャンスがあればいいと話した。

ウズベキスタンのチームリーダー、ラディオ・クビエフは2度目の訪問で東莞の発展に驚いたと述べ、この美しい都市で自チームメンバーが好成績を収めたことに満足していた。

中国プロバスケットボールリーグ(CBA)最優秀コーチで男子チームのヘッドコーチ、ドゥ・フォンはインタビューで「年を追うごとにプロ的になっているこのイベントは、ランニングと体調維持が好きな者にふさわしい。人々はここで日常生活を元気づけられると思っている。誰もがスポーツの喜びを感じられればいい」と話した。

東莞組織委員会の広報は、高品質の開発促進を通じて、東莞が大きく進展したと述べた。より多くの人材が東莞に集まり、総計195万人のうち12万6000人は高レベルの人材である。2つの数字とも年々伸びており、東莞は2019年大学卒業生の人気目的地で6位にランクされた。東莞はまた、これらの人材向けに優れた生活・職業環境を整えるよう努めており、東莞国際マラソンに参加してもらうことはその施策の1つである。

ソース:The People's Government of Dongguan Municipality