工事現場、肌で感じる 球磨工高生、進路選択の参考に

道路工事現場を見学する球磨工業高の生徒たち=水上村

 進路選択に向けて県内企業への理解を深めようと、球磨工業高(人吉市)2年の生徒たちが17日、県内の工事現場などを見学した。

 約200人が見学先の地域や業種別のグループに分かれ、県内各地で建設・製造業の工事現場や工場などを回った。

 人吉球磨地域を回ったグループは、味岡建設(多良木町)が施工する水上村湯山での国道388号道路改良工事を見学。作業員の説明を受けながら現場を見て回り、電動ドライバーの使い方なども習った。

 建設工学科の田畠渓斗さんは「地元での就職を希望している。将来は、今回見たような大きな仕事をしたい」と目を輝かせた。(園田琢磨)

熊本日日新聞 2019年12月19日掲載

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