テレビ東京系で2020年1月2日放送の「忘却のサチコ 新春スペシャル」（午後11：30）に、主人公の佐々木幸子（高畑充希）と共に神戸取材に行く作家・美酒乱香（みしゅらんかおる）役で村上淳が出演することが決まった。さらに幸子の後輩で、教育係の幸子に思いを寄せる小林心一役の葉山奨之も出演する。
同作は、2018年1月に放送されたドラマスペシャル、18年10月クールの連続ドラマシリーズに続くシリーズ第3弾。今回の忘却グルメの舞台は、異国情緒あふれる街並みと下町風情が融合する美食の港町・神戸。文芸誌の編集者・佐々木幸子（高畑充希）が食べるだけで全てを忘れてしまうほどの忘却グルメを求め全力疾走する。高畑は、「今回、新春スペシャルが決まって、これだけ永きにわたって役を演じるというのはなかなか経験がなかったのと、元々原作ファンだったので、とてもうれしいです」と続編制作を喜び、「今回のスペシャルではサチコさんが男性陣からモテモテなので、そこに注目していただけたらと思います。みんなにモテるキャラクターだなとは思っていましたが、演じていて、なんか感動しました（笑）」と見どころをアピールした。
物語は新春拡大号の企画に悩む「月刊さらら編集部」に、幸子が担当する作家の美酒乱先生（村上淳）が芥山賞にノミネートされたとの一報が入るところから始まる。そんな中、幸子は受賞の発表当日に、次回作の取材のため美酒乱先生と神戸に行くことに。夜までには東京に戻らなければいけないという弾丸スケジュールの中、幸子にはもう一つ、ある重要なミッションが…。そして、「すっかり忘却した」はずの元婚約者・俊吾（早乙女太一）ともまさかの形で再会!? 幸子の令和の恋が動き出す。
村上は「マネジャーに、高畑充希さんてすごいですよねという会話をかなりの頻度でしていました。そう“言霊”です。今回、高畑充希さんとご一緒できたこと。テレ東に再度、再々度出演できたこと。令和元年、ありがとう」と出演を喜んでおり、その高畑は「原作でもインパクトのある美酒乱先生。村上さんがやってくださると聞いて、なんてナイスキャスティングなんだっ！と感激してしまいました。お会いするのは初めてでしたが、とても親切にしてくださり、村上さんのおかげでとても楽しい神戸ロケになりました」と感謝している。
また、葉山は「連ドラの最後の方には小林も人間的に少し成長して、そんな小林が今回は幸子さんと神戸に行き、いろいろな場所を巡ります。今回のスペシャルはグルメドラマではありつつも恋愛的な要素が多かったので、また新しい小林がたくさん見られると思います」と話している。さらに、小林が担当するアイドルオタクのライトノベル作家・ジーニアス黒田役の池田鉄洋の出演も決定している。
