ナイツが教養バラエティーMC! 塙が思い出の先生明かすも、土屋「ひどいな」

NHK総合で2020年1月7日に放送の教養バラエティー「世界は教科書でできている」(午後7:57)の取材会が行われ、MCのナイツ(塙宣之、土屋伸之)と“学長”役のクイズプレイヤーの伊沢拓司が登場した。

同番組は、普段生活をしていて「これってなんで?」「これってどうすればもっとうまくできるの?」など、ふと疑問に思うことの答えが小中学校の教科書に載っていることが多いことから、そんな“世の中で役に立つ教科書に書かれていること”からクイズを出題する家族みんなで楽しめる教養バラエティー。ゲストの勝俣州和、銀シャリ、藤本美貴が子どもたちとクイズで対決する。

顔の表情が動く肖像画として出演した伊沢は「肖像画での出演は初めてで、笑った表情をしているつもりが怒って見えたり、顔を作るのが大変でした(笑)」と苦笑しつつ、「クイズを見ていて、子どもたちの論理的な説明やそれに対する大人の経験といった、いいものがたくさん見られたなと思います」と感想を語った。

ナイツの土屋は「伊沢さんはもちろん心強かったんですが、子どもチームが楽しそうで、子ども主導の番組になっていました。子どもたちの解説がすごくて、正解を知っていたんですが、それを超えた補足があったので、”へー”と普通に言ってしまいました」と、子どもたちの知識の高さに驚くと、塙も「ツッコミもうまかったよね(笑)」と感心した様子。一方、大人たちに対して塙は「ボケるんだったらちゃんとボケてほしかった。子どもたちのすごさを見て、ミキティとか勝俣さんとかが途中からガチで当てにいったけど、外していたのはちょっと恥ずかしかったですね」と厳しく指摘。すると土屋が「大人たちはなんとなくの知識はあるんだけども明快な言葉にはなっていなくて、子どもたちは習ったばかりだから、使うべき言葉で答えているのが印象的でしたね」と分析した。

塙は、クイズ番組に出演した際に知識が必要になるかも…と、この番組に出演する以前に高校時代にあまり学んでこなかった日本史の教科書を購入していたことを明かしていたが、「実は1ページも開いていないです」と告白。そこでどんな教科書が学びやすいのか伊沢に質問。伊沢は「教科書は丁寧に書いてあるものなので、クイズ的なものだったら小学生でも分かるようなテキストとか、ビジュアルブックみたいなものの方が分かりやすいかもしれませんね」とアドバイスを送った。

また、学生時代に印象に残った先生について、塙は「小学6年生の時の担任の先生がすごく面白い先生で、ダジャレでいろいろなものを覚えさせたり、ひげをつけて現れて、先生の弟の●●ですって名乗って授業をしたり、周囲からはいろいろ言われていた先生なんですが、中学1年の時に僕たちのクラスだけ成績が良かったんですよ」とエピソードを話し、「ほかにも遅刻した時の罰として原爆と言ってげんこつ、水爆と言って棒で殴る先生もいました。今考えたらひどいものでしたね」と際どい回答。すぐさま相方の土屋が「体罰の思い出とか絶対にダメ。ネーミングもひどいな」とフォローする場面もあった。

そして「CHAGE and ASKAなど、いろいろな楽曲の歌詞を使って教えてくれた高校時代の国語の先生の授業が勉強になった」と振り返った伊沢は、教わったことがあるという林修の授業にも触れ、「有名になる少し前だったんですが、生徒を巻き込んでいくスタイルで、埼玉や千葉をディスったりしながら授業を進めていました。だから最初にテレビに出始めたころ、生徒たちが『アレをテレビでやったらやばいんじゃない?』って言っていたんですよ(笑)」と打ち明けていた。

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