浦和レッズとキットサプライヤーのNikeは24日、2020年シーズンの明治安田生命J1リーグで使用する新ホームユニフォームを発表した。前日の23日には先行でアウェイユニフォームが発表されているので、一緒にお届けしたい。
2019年シーズンはアジアチャンピオンズリーグ決勝に進出する一方で、J1リーグではまさかの残留争いに巻き込まれた。最終的には来季の残留を決めたものの、不本意な形でシーズンを締めくくっている。
Urawa Reds 2020 Nike Home
新ホームキットは、幾何学的なグラフィックで大胆にダイヤモンドの輝きと美しさを表現。歴代のユニフォームでも人気が高い“カモフラージュ柄の2014年モデル”にインスピレーションを得たデザインで、濃淡レッドを巧みに使ったダイヤモンド柄に仕上げている。
2020年のNike Global Footballにおけるデザインコンセプト“MAKE ME FIRST, MAKE ME LETHAL"に基づき、ユニフォームにはアスリートのパフォーマンス向上を目的に通気性や快適な着心地を追求。より決定力や破壊力が伝わるデザインとなっている。
シャツ、パンツ、ソックスのコンプリートはこのような感じに。「レッド-ホワイト-ブラック」の伝統的なカラーコンビネーションを継承している。
シャツはダイナミックなグラフィックで、ダイヤモンドの輝きを大胆に表現したデザイン。オーセンティックユニフォームはクラブの象徴でもあり、選手の誇りでもあるクラブエンブレムを重んじた刺繍ワッペンタイプを使用する。
2020年モデルでは、首裏の部分にクラブの誇り“We are REDS!"を刻む。
シャツの裾には“SPORTS FOR PEACE!”のロゴマークをプリントする。浦和は2010年から国連本部承認のNGO機関「国連の友アジアパシフィック」と連携。スポーツを通じた幸せや平和の実現を目指し、国連プログラム「SPORTS FOR PEACE!プロジェクト」の推進を謳っている。
NEWキットは海外のクラブチームと同じように、イメージ写真も公開。「浦和レッズは文化だ!」のキャッチコピーが印象的だ。
Urawa Reds 2020 Nike Away
アウェイユニフォームは、同じNikeをサプライヤーに持つ鹿島アントラーズ、サンフレッチェ広島と共通の「統一デザイン」を採用。日の丸に着想を得たこのデザインは、日本から世界に羽ばたくチームの姿を表現している。
各部のスポンサーだが、新モデルでは胸に、三菱グループが2020年に創業150周年を迎えることもあり「MITSUBISHI HEAVY INDUSTRIES(三菱重工業)」のロゴを掲出。「POLUS(ポラス)」は背中に位置を変える。
その他は鎖骨が「Enecle(堀川産業)」、左袖は「MITSUBISHI MOTORS(三菱自動車)」、背中下は「Shimachu Home's(島忠)」、パンツは「DHL(DHLジャパン)」となっている。
3チームによる今回の統一テーマには、2020年の“スポーツの祭典”に向けてスポーツの魅力や楽しさ、感動、そして、幸せや平和の実現をフットボールを通じて目指すという、Nikeと各クラブの理念を反映させている。