おでん種“ちくわ”がぷく~っと大変身!【動画あり】

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ちくわ、はんぺん、さつま揚げ…。おでん種に欠かせない“練り物”は、どうやって作るのか?練り物製品で日本一の「紀文食品・静岡工場」に潜入した。

<人気のおでん種・ちくわ編>

ちくわの材料は魚のすり身。最も多く使うのは漁獲量が安定している「スケトウダラ」で、そこにエソやサメなどのすり身も混ぜ“うま味”を高めるという。かき混ぜると、まるで生クリームみたいにとろっとろ。ローラーでむにゅ~っと押し出し板状にすると、すかさず回転する棒が巻き取っていく。まるで秋田名物「キリタンポ」のような姿に。その先ではトンネルが待っていた。中を覗くと、真っ赤な道の上を回転しながら行進。100度ほどの高熱でちくわを焼く。「紀文」の焼印を押すと、今度は出っ張りの上を通過。ここで植物油を塗る。テカテカ光りながら行進を続けるちくわ。次の瞬間、驚くべき変身を遂げた。

なんと再び熱であぶられた途端、油を塗った部分だけがムクムクと膨らんだのだ!表面にプクプク、風船のような膨らみがいくつも。これを“火ぶくれ”というそうだ。膨らんだ部分に焦げ目がついていく。

何だか見覚えが。これはちくわの“ひだひだ”。膨らんだ部分が破れると、ひだひだに。このひだひだのおかげで出汁を含みやすくなり、ちくわがさらにおいしくなるという仕掛けだった。「ちくわ」のひだって、飾りじゃなかった。

焦げ目はその見た目から「牡丹」と呼ばれ、牡丹のあるちくわを「焼きちくわ」と呼ぶという。 ゆっくり移動しながらほてった体を冷ますと、ついに体を貫いていた棒を外す。身がこぼれたりすることなく、ス~っとキレイに抜けた。ついにジューシーなちくわの完成!このまま手にとって、ほおばりた~い!

                         【工場fan編集局】