J1広島会長、ユニホームの「赤」見直さず 来季アウェー用、クラブに抗議相次ぐ

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J1広島が発表した来季のアウェーユニホーム

 J1広島の久保允誉会長は24日、サポーターから批判の声が上がっている来季のアウェーユニホームについて、見直す考えのないことを明らかにした。

 23日に発表されたアウェーユニホームは、ナイキが広島、鹿島、浦和の3クラブ統一テーマとして企画した。鹿島、浦和はクラブカラーの赤、広島も紫ではなく、「カープの赤からインスパイアされたサルサレッド」が採用された。

 クラブには発表から24日午前までに抗議メール約500件、電話は数十件あった。「紫を大切にしてほしい」「浦和や鹿島と同じはおかしい」「カープ人気にあやかろうとしているのでは」などの内容だったという。

 久保会長は「東京五輪に向けたナイキの提案。日の丸をベースにした提案で、われわれも乗りましょうとなった」と経緯を説明。自身にも複数の抗議メールが届いたことを明かし、「(色への抵抗は)ありました。白と紫にしたかったが、五輪は来年の大きな祭典。カープの力も借りながら広島をPRし、五輪をみんなで盛り上げたいとメールを返した」と理解を求めた。

 クラブはナイキとの契約通り、来季は白赤のアウェーユニホームを着用するが、クラブカラーが赤のチームとの対戦では、紫のホームユニホームを着ることも検討している。(矢野匡洋)