JR九州 食の魅力で利用者増へ 長崎、佐賀 来月からキャンペーン

 JR九州は、来年1月1日から「食の祭典2020~佐賀&長崎~」と銘打ったキャンペーンを始める。九州新幹線長崎ルートの2022年度暫定開業を見据え、長崎、佐賀両エリアの「食」の魅力を広く発信し、利用者増につなげる狙い。3月31日まで。
 期間中、同社社員が両エリアを巡ってえりすぐったグルメを紹介するパンフレットを、管内主要駅で配布する。JR九州アプリを使ったデジタルスタンプラリー、博多駅前広場や長崎駅かもめ広場での物産展も実施する。
 地域のイベントと連携した複数の特別団体列車を運行する。例えば、通常は熊本-三角間(熊本県)の観光列車「A列車で行こう」が博多-長崎間を走り、車内での特製弁当や、佐賀県の肥前浜宿・酒蔵通り、長崎ランタンフェスティバル会場の散策などが楽しめるツアーなどを用意する。
 イベントや特別団体列車の運行情報などは、インターネットで「食の祭典2020~佐賀&長崎~」と検索すると順次表示される。

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