Dバックスがカルフーンと契約合意 2年1600万ドルとの報道

日本時間12月25日、ダイヤモンドバックスがフリーエージェントの外野手、コール・カルフーンと契約合意に達したことが明らかになった。関係者がMLB公式サイトのジョン・ポール・モロシと同サイトでダイヤモンドバックスの番記者を務めるスティーブ・ギルバートに伝えたところによると、契約期間は2年で、3年目となる2022年の契約は球団オプションになっているようだ。

関係者によると、今回の2年契約でカルフーンに保証されている金額は1600万ドルだという。2022年の契約は年俸900万ドルの球団オプションまたはバイアウト200万ドルと報じられており、また、アリゾナ・リパブリックのニック・ピエコロは、2020年の年俸が600万ドル、2021年の年俸が800万ドルであることを伝えている。身体検査を経て、正式に契約成立が発表される見込みとなっている。

現在32歳のカルフーンは、今季エンゼルスで152試合に出場して自己最多の33本塁打を放ったものの、162三振を喫して打率.232に終わるなど、決して満足のいくシーズンではなかった。とはいえ、74打点は自己3位、70四球とOPS.792は自己2位の数字であり、自己最悪の成績に終わった2018年(打率.208、19本塁打、OPS.652)から盛り返すことには成功した。

ダイヤモンドバックスは、今季正右翼手を務めたアダム・ジョーンズがフリーエージェントとなって日本プロ野球のオリックスバファローズと契約し、スティーブン・スーザJr.を今月初めにノンテンダーFAとしていたため、右翼手の補強を必要としていた。また、正左翼手のデービッド・ペラルタも比較的故障の多い選手であり、直近5シーズンのうち4シーズンで152試合以上に出場しているカルフーンの加入は非常に心強い。6年連続で規定打席に到達して17本塁打以上を放っているカルフーンは、新天地ダイヤモンドバックスでも一定の働きを計算できる戦力として、攻守両面でチームに不可欠な存在となるはずだ。

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