東京五輪世代 長崎入り サッカーU22代表合宿 28日・ジャマイカ戦

軽めのトレーニングで体をほぐす鈴木(中央)らU-22日本代表=長崎市総合運動公園かきどまり陸上競技場

 サッカーU-22日本代表が24日、長崎入りして、国際親善試合のジャマイカ戦(28日19時20分・トランスコスモススタジアム長崎)に向けたトレーニングを開始した。初日は軽めのメニューだったが、早くも地元ファンがスタンドから熱いまなざしを送っていた。
 東京五輪世代となるU-22代表は、フル代表監督も兼務する長崎市出身の森保一監督が指揮。今回招集された23人には、安部裕葵(バルセロナ)や前田大然(マリティモ)、春に長崎総合科学大付高を卒業した鈴木冬一(湘南)らが名を連ねている。
 長崎市総合運動公園かきどまり陸上競技場を拠点に、26日まで午前と夕方の2部練習を予定。一般公開している。27日は本番会場で非公開の最終調整をする。
 この日は森保監督がサッカーを始めたクラブ、土井首少年団の子どもたちも駆けつけ、寄せ書きした応援旗をプレゼント。森保監督から「自分のいいところを伸ばそうと思って成長してほしい」と激励され、主将の吉川湊君(12)は「かっこよくて優しい人だった。もっと練習してうまくなろうと思った」と目を輝かせていた。

応援旗を受け取り、子どもたちと写真に納まる森保監督(前列左から3人目)=長崎市総合運動公園かきどまり陸上競技場

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